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Operculicarya borealis

オペルクリカリア・ボレアリス

Operculicarya borealis オペルクリカリア・ボレアリス

オペルクリカリア属の希少種、オペルクリカリア・ボレアリス

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ペルクリカリア属の希少種、“オペルクリカリア・ボレアリス”です。


マダガスカル - 島の最北部に位置するアンツィラナナ州のアンダヴァコエラ(Andavakoera)が原産です。
標高500mまでの低地に点在する、砂岩の上に形成された貧弱な砂質土層の疎林に自生しています。

種小名の 'borealis' は、ラテン語で“北方の”という意味があります。
これは島の北部に自生していることに由来しています。

1995年にスイスの著名な多肉植物専門の植物学者、ウルス・エグリ博士(Dr. Urs Eggli)によって新種として記載されたウルシ科に属する灌木状コーデックスプランツです。
成木でも高さ1m、最大でも2m程度にしか成長しない小型種です。

他のオペルクリカリア属に比べてほっそりとした幹を持ち、分岐しながらミニチュアの木のような樹形に成長します。
幹の表面は灰褐色のざらざらした表皮で覆われており、同属の有名種である
'Operculicarya pachypus'(オペルクリカリア・パキプス)や、'Operculicarya decaryi'(オペルクリカリア・デカリー)のような表皮の凹凸は見られません。
幹のところどころからは細い枝をジグザグに伸ばします。

オペルクリカリア・ボレアリスの大きな特徴は葉にあります。
葉の表面は絨毛状から綿毛状の細かい毛で覆われており、葉の形状は小さく丸みを帯びた楕円形から倒卵形で、葉先はわずかに突形をしています。
また若く細い枝にも微毛が生えてきますが、枝の微毛はいずれ脱落します。
本種は一見すると細いオペルクリカリア・パキプスにも見えますが、葉の形状や微毛の有無で区別することが可能です。

本種の花についての情報はほとんどなく、どのような色・形の花を咲かせるのかは不明です。
参考情報ですが、本種を13年以上(2016年時点)栽培していますが、まだ開花の兆候が見られない為、おそらくある程度成熟した株でないと開花しないと思われます。

なお、本種に良く似た種として 'Operculicarya hirsutissima'(オペルクリカリア・ヒルスティッシマ)が知られています。
オペルクリカリア・ヒルスティッシマの葉も絨毛に包まれている点が大きな特徴ですが、葉の大きさがより大きく、株自体も最大で6mほどの大きさに育ちます。
またヒルスティッシマは葉の絨毛の密度がボレアリスよりも濃い、羽軸に絨毛が生えない、という細かな違いがあります。

近年まで発見されなかったということは、それだけ個体数が少ないということでもあり、現状自生地では3つの母体集団しか確認されていません。
また同属の他種同様、成長も非常に緩慢です。

ほとんど流通することも育てられることもないマイナー種ですが、実際に育て、自分で特徴を探りながら少しづつ情報を発信していきたい種だと思います。


【科・属】

Anacardiaceae Operculicarya
ウルシ科オペルクリカリア属

【原産地】

マダガスカル - アンツィラナナ州アンダヴァコエラ(Andavakoera)

【置き場所】

一年を通して直射日光のよくあたる明るい場所で管理します。
オペルクリカリア・ボレアリスは日光が不足すると細い枝が徒長し、まとまりのない、だらしない姿になってしまいます。

温室などで管理されていた株を直射日光下に置くと葉が若干焼けることがありますが、なるべく長時間日光に当てたほうが締まった良い株に育ちます。
また、かっちりとした形良い株にするためにも風通しの良い場所で管理しましょう。

【水やり】

成長期の夏は用土が完全に乾燥する前にたっぷりと水やりします。
風通しの良い屋外の直射日光の当たる場所では真夏は毎日水やりしても問題ありません。
梅雨明け以降は雨ざらしにし、雨風に当てた方が調子よく育ちます。

秋に入り涼しくなってきたら徐々に水やりの回数と量を減らし、葉が落ち始めた頃から春までは基本的に断水管理します。

ただし休眠中も月に数回、軽く用土を湿らせると細かい根が完全に枯死することが防げ、翌春以降の立ち上がりが良い場合があります。
寒い時期に水やりする場合は好天の続く気温が高い日を狙って午前中にごく少量の水やりし、気温の下がる夜間までにはほぼ乾いている程度にしましょう。

春になると葉が徐々に展開し始めますが、いきなり沢山水やりせず、少しづつ水やりの回数と量を増やしていきましょう。

【肥料】

成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

オペルクリカリア・ボレアリスの自生するアンツィラナナ州は、マダガスカル島の中でも最も気温の高い地域です。
そのため本種は寒さに非常に弱く、冬は可能な限り暖かいところで管理します。
葉を落とした後の休眠期も、硬い表皮の下の葉緑素で光合成を行って寒さに対する体力を静かにつけています。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。