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Euphorbia capmanambatoensis

ユーフォルビア・カプマナムバトエンシス

Euphorbia capmanambatoensis ユーフォルビア・カプマナムバトエンシス

丸い葉っぱを元気に伸ばしています

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特の姿をした柱状種、“ユーフォルビア・カプマナムバトエンシス”です。


舌を噛んでしまいそうなこの名前のユーフォルビアは、マダガスカル北端の岬、マナムバト岬(cap-Manambato)にのみ、ごく少数の個体が自生する希少種です。
海に面した花崗岩でできた岩場の割れ目などに自生しています。

種小名の 'capmanambatoensis' もそのまま“マナムバト岬の”という意味があるのでこのような名前になったようです(cap=岬)。

中型の柱状種であるユーフォルビア・カプマナムバトエンシスは、高さ70cmほどの大きさにまで成長します。

赤茶色の肌をした多角形の幹や枝からは細かいトゲが生え、よく枝を分枝しながら成長します。

その姿は、同じくマダガスカル原産の希少種、'Euphorbia guillauminiana'(ユーフォルビア・ギラウミニアナ:鬼棲閣) にどことなく似ている感じ。このなんだか間抜けなシルエットが好みのタイプです。

1995年というごく最近になってから新種として発表された際には、既に絶滅寸前の状態で、現在でもその状況は変わっていません。
しかし、熱心な海外の栽培家やナーセリーが種を採取し、繁殖に成功したことで違法に採取されることは少なくなったようです。


【科・属】

Euphorbiaceae Euphorbia
トウダイグサ科ユーフォルビア属

【原産地】

マダガスカル - マナムバト岬(cap-Manambato)

【置き場所】

一年を通して日光のよくあたる、風通しの良い場所で管理します。
ユーフォルビア・カプマナムバトエンシスは日光が不足すると葉がだらしなく大きくなり、垂れ気味になります。
日光が不足したり風通しが悪い場合、徒長しやすくなってしまうため注意が必要です。
日当たりや通風があまり確保できない場合でも、扇風機などで風を送ると徒長はある程度防ぐことができます。

【水やり】

成長期は土が完全に乾いてから水やりをします。水は控えめの方が徒長しにくくなりに締まった良い株になります。水切れよりも与えすぎに注意しましょう。
気温が下がり始めたころから徐々に量と回数を減らし、晩秋から春までは断水気味に管理します。

ただしユーフォルビアは根張りが弱く、長期間にわたって完全に断水すると根の細根が枯れてしまい、細根の再生に時間がかかるようです。
休眠期の冬でも月に2-3回、土を軽く湿らす程度に水やりし、細根の枯死を予防すると良いかもしれません。その際は天気の良い午前中に行い、夜までにはほぼ乾いている程度にしましょう。
加温している温室では冬になっても休眠に入らない場合もありますので、その際は適度に水やりします。

【肥料】

肥料が多いと間延びしやすくなるため、控えめに与えます。
成長期の夏に微量元素が不足しない程度に、ごく薄めた液肥を与えます。用土によく醗酵した有機質や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

ユーフォルビア・カプマナムバトエンシスは寒さに弱いので冬は暖かい屋内で管理します。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。