isla del pescado-手織りテキスタイル-ヨガマット-多肉植物-販売

Gerrardanthus lobatus

ゲラルダンサス・ロバツス

Gerrardanthus lobatus ゲラルダンサス・ロバツス

葉の美しいウリ科コーデックス、ゲラルダンサス・ロバツス

Gerrardanthus lobatus ゲラルダンサス・ロバツス image_1 Gerrardanthus lobatus ゲラルダンサス・ロバツス image_2 Gerrardanthus lobatus ゲラルダンサス・ロバツス image_3 Gerrardanthus lobatus ゲラルダンサス・ロバツス image_4 Gerrardanthus lobatus ゲラルダンサス・ロバツス image_5
っこりした塊根が魅力の珍品、“ゲラルダンサス・ロバツス”です。


アフリカ大陸東央部、ナイジェリア、ウガンダ、ケニヤ、タンザニア周辺が原産です。
標高1,500mまでの落葉性の森林地帯や、川の近くのやや湿り気のある草原に自生しています。

種小名の 'lobatus' は、ラテン語で“耳たぶ形の突起のある(裂片のある)”という意味があり、'lobus'(耳たぶ)+ '-atus'(形容詞化)の合成語です。

大きな塊根を形成するウリ科コーデックスプランツで、塊根の直径は最大で50cmほどになります。

塊根は小さな株のうちは球形をしていますが、成長するに伴いドーム状になり、自生地では半分ほど地中に埋まっています。
小株のうちは塊根はやや軟質でうっすらと緑色がかった色をしていますが、古株になるにつれ灰褐色になり木質化していきます。

成長期になると塊根の頂点からは長いツルを旺盛に伸ばします。
ツルからは種小名からも分るとおり、頂点の尖った丸い切れ込みのある葉を展開します。
葉はややシルバーがかった白っぽい緑色をしいてて、塊根植物としてはなかなか珍しい色合いです。

成熟してくると、成長期のピークに黄色く小さな花を咲かせます。
なお、ゲラルダンサス属は雌雄異株ですので雄株・雌株がないと結実はしません。

ちなみに同属の
'Gerrardanthus macrorhizus'
(ゲラルダンサス・マクロリザス:眠り布袋)とよく似た見た目をしていますが、自生地が異なるうえ、ゲラルダンサス・ロバツスの方が塊根がはるかに小さく、葉の形状(葉脈の入り方や列片の数)にも僅かな違いがあります。
一番の見分けるポイントは葉の色(マクロリザスは鮮やかな緑色、ロバツスはシルバーグリーン)ではないでしょうか?


【科・属】

Cucurbitaceae Gerrardanthus
ウリ科ゲラルダンサス属

【原産地】

ナイジェリア、ウガンダ、ケニヤ、タンザニア

【置き場所】

年間を通して明るく風通しの良い場所で管理します。
ゲラルダンサス・ロバツスは明るい場所を好みますが、葉も薄く、塊根も焼けやすいので強い日光は苦手です。
寒冷紗などで適度に遮光した環境や、午前中だけ日光があたるような場所で管理しましょう。

また、風通しの悪い場所で管理するとカイガラムシが発生しやすいため通風には気をつけましょう。

【水やり】

成長期の夏は用土が完全に乾く前にたっぷりと水やりします。
ゲラルダンサス・ロバツスは成長期は水を好むため、勢いよく成長している間はたくさん水やりしましょう。
ただし乾きにくい用土や鉢を使用している場合は、用土の乾き具合をみつつ、適度に水やりしてください。

秋に入り、涼しくなってきたら徐々に水やりの回数と量を減らし、葉が落ち始めた頃から春まで断水気味に管理します。

ゲラルダンサス・ロバツスはウリ科の塊根植物では珍しく、寒い季節も適度な温度があると葉を落とさない場合があります。
葉がついているうちに長期間断水すると、塊根がしぼんでいくこともあるので、寒くなっても葉が落ちない場合は少量の水やりをします。
寒い季節に水やりする際は、好天の続く日の午前中に用土を軽く湿らす程度にしましょう。

春に芽吹き出した際はいきなり沢山水やりせず、少しづつ水やりの回数と量を増やしていきます。

【肥料】

成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

ウリ科のコーデックスとしては比較的寒さに強いほうですが、冬は最低気温を5度を下回らないように管理しましょう。
ある程度の耐寒性があるとはいえ、冬はできれば暖かいところで管理します。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。