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Monadenium schubei

モナデニウム・シューベイ

Monadenium schubei モナデニウム・シューベイ

竜のような見た目のモナデニウム・シューベイ

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長い幹の柱状種、“モナデニウム・シューベイ”です。


タンザニア南部を中心に、ジンバブエ、ザンビアと東アフリカ南東部が原産。
標高800-1,000mの高原地域から沿岸地域にかけて広く分布しています。

種小名の 'schubei' はドイツの植物学者、テオドール・シューベ(Theodor Schube)の名をとって命名されたようです。

明るい黄緑色の肌が特徴の柱状種で、大きく成長すると高さ80cmほどの大きさにまで成長します。

同属の有名種、'Monadenium ritchiei'(モナデニウム・リチェイ)に似た菱形模様のデコボコした幹をしており、葉っぱの取れた跡が小さなトゲのように残ります。
また、多くの柱状種と同様に葉っぱは成長点付近のみに生えます。

成長はとても早く、紹介しているこの株でもすでに50cmほどの高さにまで成長しました。
そして株元からは子株を元気に吹きだしています。

あまり流通している種ではないのですが、“蒼竜閣”という和名があり、確かに色といい幹の模様といい、日本昔話に出てくる龍のようにも見えます。


【科・属】

Euphorbiaceae Monadenium
トウダイグサ科モナデニウム属

【原産地】

タンザニア、ジンバブエ、ザンビア

【置き場所】

一年を通して日光のよくあたる、風通しの良い場所で管理します。
あまりに日光が強い場所では焼けてしまう場合もあるので、その際は若干遮光します。その場合でも風通しは確保しましょう。
日光が不足したり風通しが悪い場合、徒長しやすくなってしまうため注意が必要です。
日当たりや通風があまり確保できない場合でも、扇風機などで風を送ると徒長はある程度防ぐことができます。

【水やり】

成長期は土が完全に乾いてから水やりをします。水は控えめの方が徒長しにくくなりに締まった良い株になります。水切れよりも与えすぎに注意しましょう。
気温が下がり始めたころから徐々に量と回数を減らし、晩秋から春までは断水気味に管理します。

モナデニウムはユーフォルビアの近縁種のため、ユーフォルビアと同様に根張りが弱く、長期間にわたって完全に断水すると根の細根が枯れてしまい細根の再生に時間がかかるようです。
休眠期の冬でも月に2-3回、土を軽く湿らす程度に水やりし、細根の枯死を予防すると良いかもしれません。その際は天気の良い午前中に行い、夜までにはほぼ乾いている程度にしましょう。
加温している温室では冬になっても休眠に入らない場合もありますので、その際は適度に水やりします。

【肥料】

肥料が多いと間延びしやすくなるため、控えめに与えます。
成長期の夏に微量元素が不足しない程度に、ごく薄めた液肥を与えます。用土によく醗酵した有機質や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

モナデニウム・シューベイは寒さに弱いので冬は暖かい屋内で管理します。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。