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Euphorbia valida

ユーフォルビア・バリダ

Euphorbia valida ユーフォルビア・バリダ

なにかのキャラクターみたいです。

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奇な姿が素晴らしい球状種、“ユーフォルビア・バリダ”です。


南アフリカ - 東ケープ州グラハムズタウン北方から、ステイトラービル(Steytlerville)にかけてが原産です。
標高500-1,000mの乾燥した草原に隆起した小さな丘のスロープや、岩の間に自生しています。

種小名の 'valida' は、ラテン語で“頑健な、よく発達した”という意味があります。
和名には“万代”という名が与えられているようですが、「永遠、万世の」というような意味があるようです。

枯れ枝のようなものを球形の株から四方八方に伸ばす姿が強烈な、ユーフォルビアの人気種です。

このアンテナのようなトゲのようなものは、花が枯れた後の花柄が残ったものです。
和名もこの残り続ける花柄から命名されたのでしょうか?

球形の茎は8から12稜ほどに分れており、稜に沿って花を咲かせます。

また、ユニークな模様もユーフォルビア・バリダの魅力の一つ。
球体の表面には、濃い紫色をした特徴的な縞々の模様が浮かび上がります。

ちなみにバリダにも色々なタイプがあります。
花柄の跡がとても太くなる極太タイプ、ゼブラバリダと呼ばれる縞々が特によくでるタイプ、スーパーバリダと呼ばれる花柄が沢山残るタイプ、、、
いずれも劣らぬ魅力的なタイプが揃っています。

ちなみにバリダのトゲを少なくしたような姿をした、'Euphorbia meloformis'(ユーフォルビア・メロフォルミス:貴青玉)という種がいますが、バリダはこのメロフォルミスの亜種や変種という説もあるようです。


【科・属】

Euphorbiaceae Euphorbia
トウダイグサ科ユーフォルビア属

【原産地】

南アフリカ - 東ケープ州グラハムズタウン北方から、ステイトラービル(Steytlerville)にかけて

【置き場所】

一年を通して日光のよくあたる、風通しの良い場所で管理します。
あまりに日光が強い場所では球体が焼けてしまう場合もあるので、その際は若干遮光します。
その場合でも風通しは確保しましょう。

球状のユーフォルビアは日光が不足した場合、頭頂部から徒長してしまい、丸い形を維持できなくなることもあるため注意が必要です。
日当たりや通風があまり確保できない場合でも、扇風機などで風を送ると徒長はある程度防ぐことができます。

【水やり】

成長期は土が完全に乾いてから水やりをします。
ユーフォルビア・バリダのような球形のユーフォルビアは体内に水をたくさん貯めることができる為、水やりは他のユーフォルビアより少なめにしましょう。
水切れよりも与えすぎに注意します。

また、球が大きい古株ほど水やりの間隔はあけるようにしましょう。
小さな株よりも大きな株の方が突然腐ってしまうことがあります。

気温が下がり始めたころから徐々に量と回数を減らし、晩秋から春までは断水気味に管理します。
ただしユーフォルビアは根張りが弱く、長期間にわたって完全に断水すると根の細根が枯れてしまい、細根の再生に時間がかかるようです。
休眠期の冬でも月に1-2回、土を軽く湿らす程度に水やりし、細根の枯死を予防すると良いかもしれません。その際は天気の良い午前中に行い、夜までにはほぼ乾いている程度にしましょう。

加温している温室では冬になっても休眠に入らない場合もありますので、その際は適度に水やりします。

【肥料】

球状のユーフォルビアは肥料をたくさん与えると大きくなりやすいのですが、いびつな形に育つことも多いので控えめに与えます。
なるべく時間をかけて持ち込んだほうが締まった良い株になるので、肥料は控えめにしましょう。
成長期の夏に微量元素が不足しない程度に、ごく薄めた液肥を与えます。用土によく醗酵した有機質や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

ユーフォルビア・バリダはユーフォルビアの中では比較的寒さには強いほうですが、冬は暖かいところで管理した方が安全です。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。