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Euphorbia unispina

ユーフォルビア・ユニスピナ

Euphorbia unispina ユーフォルビア・ユニスピナ

まだまだ小さなユーフォルビア・ユニスピナです

Euphorbia unispina ユーフォルビア・ユニスピナ image_1 Euphorbia unispina ユーフォルビア・ユニスピナ image_2 Euphorbia unispina ユーフォルビア・ユニスピナ image_3
毒ユーフォルビア三兄弟の一種、“ユーフォルビア・ユニスピナ”です。


北アフリカの広い地域 - ギニア、マリ、南スーダンが原産です。
標高500-800mの岩山の斜面や、乾燥したサバンナに自生しています。

種小名の 'unispina' は、ラテン語で“1本のトゲ”という意味があり、'uni-'(“一つ”の接頭辞)+ 'spina'(トゲ)の合成語です。

肥満した多肉質な幹や茎が特徴の大型のユーフォルビアで、成熟した株は高さ3-4mの大きさに成長します。

灰褐色の幹や枝は滑らかな表皮で覆われていますが、種小名にもあるように、表皮のところどころからは短いトゲが生えてきます。
小さな株のうちは単幹で育ちますが、あるていど大きくなってくると分岐しながら上に向かって伸びてきます。

幹や枝の頂点付近からは、濃い緑色をしたツヤのある肉厚な葉を広げます。
この濃い緑色の葉と、トゲの形状で良く似た近似種とは見分けることができます。

近似種として、'Euphorbia poissonii'(ユーフォルビア・ポイゾニー)や、'Euphorbia venefica'(ユーフォルビア・ベネニフィカ)といった仲間が知られています。
これらの仲間と同様に、ユーフォルビア・ユニスピナの白い樹液は(ラテックス)毒性が非常に強いので気をつけましょう。

ちなみにこれだけ毒性が強い樹液にも関わらず、北アフリカでは様々な民間療法の治療薬として広く利用されているそうです。


【科・属】

Euphorbiaceae Euphorbia
トウダイグサ科ユーフォルビア属

【原産地】

ギニア、マリ、南スーダン

【置き場所】

一年を通して直射日光のよくあたる、風通しの良い場所で管理します。
ユーフォルビア・ユニスピナは太陽をとても好みます。
真夏の直射日光下でも日焼けすることはありませんので、なるべく長時間日光に当てましょう。

日光が不足した場合、徒長したり、腐りやすい軟弱な株になってしまいます。
日当たりや通風があまり確保できない場合でも、扇風機などで風を送ると徒長はある程度防ぐことができます。

【水やり】

葉を旺盛に展開している成長期は土が完全に乾き切る前に水やりをします。
ユーフォルビア・ユニスピナの自生する地域はまとまった雨が降る時期が2か月ほどしかないためか、成長期は勢いよく成長します。

気温が下がり始めたころから徐々に量と回数を減らし、晩秋から春までは断水気味に管理します。
ただしユーフォルビアは根張りが弱く、長期間にわたって完全に断水すると根の細根が枯れてしまい、細根の再生に時間がかかるようです。
休眠期の冬でも月に2-3回、土を軽く湿らす程度に水やりし、細根の枯死を予防すると良いかもしれません。
その際は天気の良い午前中に行い、夜までにはほぼ乾いている程度にしましょう。

【肥料】

肥料が多いと間延びしやすくなるため、控えめに与えます。
成長期の夏に微量元素が不足しない程度に、ごく薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

ユーフォルビア・ユニスピナは寒さにとても弱いので冬は暖かい屋内で管理します。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。