isla del pescado-手織りテキスタイル-ヨガマット-多肉植物-販売

Euphorbia hadramautica

ユーフォルビア・ハドラウマウチカ

Euphorbia hadramautica ユーフォルビア・ハドラウマウチカ

繊細な造りが魅力のユーフォルビア・ハドラウマウチカ

Euphorbia hadramautica ユーフォルビア・ハドラウマウチカ image_1 Euphorbia hadramautica ユーフォルビア・ハドラウマウチカ image_2 Euphorbia hadramautica ユーフォルビア・ハドラウマウチカ image_3 Euphorbia hadramautica ユーフォルビア・ハドラウマウチカ image_4 Euphorbia hadramautica ユーフォルビア・ハドラウマウチカ image_5
常に珍しい珍種ユーフォルビアの美種、“ユーフォルビア・ハドラマウチカ”です。


イエメン南部一帯と、ソマリア、エチオピアの一部の地域が原産。
標高500mから1,000mほどの乾燥した平原や、岩の多い荒れ地に自生しています。

種小名の 'hadramautica' は、主な自生地であるアラビア半島南端一帯の地域名(Hadramaut:ハドラマウト)から命名されました。

成熟した株でも高さ10cm未満にしかならない超小型種で、ゴツゴツした小さな人参のような見た目をしています。

小さな幹の頂点から旺盛に生えた多肉質の葉は、ハドラマウチカのもっともユニークな特徴の一つでもあります。
淡い青磁色をした、フチが強く細かく波打った葉は繊細な美しさがあります。

また古い葉が抜け落ちた跡はくっきりと残り、年数を経るにつれ幹には緩やかな螺旋状の模様が現れます。

その株姿は属もまったく異なる 'Dorstenia crispa var. lancifolia' (ドルステニア・ランシフォリア)にどことなく似ている気がします。
自生地が近いので、収斂進化の一種かもしれませんね。

寒さに非常に弱く、成長もとても遅いのが難点です。
小さいながらも洗練された自然の造形美を感じる美しいユーフォルビアです。


【科・属】

Euphorbiaceae Euphorbia
トウダイグサ科ユーフォルビア属

【原産地】

アラビア半島南部、ソマリア、エチオピア

【置き場所】

一年を通して日光のよく当たる明るい場所で管理します。

なるべく長時間日光に当てた方がしっかりとした丈夫な株に育ちますが、締め切った温室や室内では温度が上がりすぎることもあるため通風には注意しましょう。
また、株が小さいうちは適度に遮光したほうが良い場合もあります。

日差しが弱くなる秋から春にかけてはよく太陽にあてると耐寒性も増します。

【水やり】

成長期の夏は土が乾いたらたっぷりと水やりします。

ユーフォルビア・ハドラマウチカは乾燥したアラビア半島が自生地ですが、そのわりには意外に水を好み、真夏は頻繁に水やりした方が調子が良いようです。
ただし、その場合はよく日光のあたる場所におき、風通しには十分注意しましょう。

秋に入り、涼しくなってきたら徐々に水やりの回数と量を減らし、葉が落ち始めた頃から春まで断水気味に管理します。
ただし小型種であるユーフォルビア・ハドラマウチカは長期間断水するとそのまま枯れてしまうことがあるため、休眠期でも最低限の水やりをした方がうまくいく場合があります。
休眠期間中も月に数度、天気の良い暖かい日にごく少量の水やりをし、細根の枯死を防ぐようにしましょう。

春に芽吹き出した際は、いきなり沢山水やりせず、少しづつ水やりの回数と量を増やしていきます。

【肥料】

成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

ユーフォルビア・ハドラマウチカは寒さに非常に弱いので冬は暖かいところで管理します。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。