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Euphorbia fanshawei

ユーフォルビア・ファンシャウェイ

Euphorbia fanshawei ユーフォルビア・ファンシャウェイ

コンパクトながらも見応えある株です

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型の塊根トゲモノユーフォルビア、“ユーフォルビア・ファンシャウェイ”です。


アフリカ南西部の国 - ザンビア、ザイールの標高1,000m前後の森林地帯が原産で、細かい石英岩の土壌に自生しています。

種小名の 'fanshawei' は、ザンビアの森林の植生を専門に研究した英国生まれの植物学者、デニーズ・バジル・ファンショー博士(Dr. Dennys Basil Fanshawe)の名をとって命名されました。

茶色い肌の小さな塊根をもつ小型のユーフォルビアで、塊根の頂点付近からトゲの生えた枝を伸ばします。

トゲの形状はV字型をしており、そのトゲの付け根からとても小さな葉っぱを生やしますが、葉っぱはすぐに脱落してしまいます。
塊根も枝もコンパクトで形良く育つため、小さな珍種が好きな方にお勧めの種。

よく似た種に 'Euphorbia decidua'(ユーフォルビア・デシドゥア:蓬莱島)という種がいますが、こちらは塊根がより大きく育ち、塊根やcyathia(サイアチア)の形状に微妙な違いがあります。


【科・属】

Euphorbiaceae Euphorbia
トウダイグサ科ユーフォルビア属

【原産地】

ザンビア、ザイール

【置き場所】

一年を通して日光のよくあたる、風通しの良い場所で管理します。
塊根から枝を伸ばすタイプのユーフォルビアは、日光が不足した場合や、風通しが悪い場合に葉が細長く徒長してしまうため注意が必要です。

また、ユーフォルビア・ファンシャウェイは日光が不足すると、トゲの生える間隔が間延びし、枝が徒長しやすくなります。密集したトゲを維持するためにも暗い場所で管理するのは避けましょう。

ただし、あまりに日光が強い場所では枝が焼けてしまう場合もあるので、その際は若干遮光します。その場合でも風通しは確保しましょう。
日当たりや通風があまり確保できない場合でも、扇風機などで風を送ると徒長はある程度防ぐことができます。

【水やり】

成長期は土が完全に乾いてから水やりをします。
ユーフォルビア・ファンシャウェイのような塊根から枝を伸ばすタイプのユーフォルビアは、水やりの頻度が多いと葉が徒長しやすいので、水はなるべく控えめの方が丈の詰まった良い株になります。水切れよりも与えすぎに注意しましょう。

気温が下がり始めたころから徐々に量と回数を減らし、晩秋から春までは断水気味に管理します。
ただしユーフォルビアは根張りが弱く、長期間にわたって完全に断水すると根の細根が枯れてしまい、細根の再生に時間がかかるようです。

休眠期の冬でも月に2-3回、土を軽く湿らす程度に水やりし、細根の枯死を予防すると良いかもしれません。その際は天気の良い午前中に行い、夜までにはほぼ乾いている程度にしましょう。
加温している温室では冬になっても休眠に入らない場合もありますので、その際は適度に水やりします。

【肥料】

塊根から枝を伸ばすタイプのユーフォルビアは、肥料を与えると葉が間延びしやすくなるため、控えめに与えます。
成長はゆっくりになりますが、なるべく時間をかけて持ち込んだほうが締まった良い株になるので、肥料は控えめにしましょう。
成長期の夏に微量元素が不足しない程度に、ごく薄めた液肥を与えます。用土によく醗酵した有機質や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

ユーフォルビア・ファンシャウェイは寒さに弱いので、冬は暖かいところで管理します。
休眠中もなるべく柔らかい日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。