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Euphorbia cremersii

ユーフォルビア・クレメルシー

Euphorbia cremersii ユーフォルビア・クレメルシー

派手な葉っぱが魅力です

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手な葉っぱの小型塊根、“ユーフォルビア・クレメルシー”です。


マダガスカル北西部 - マエバタナナ(Maevatanana)からマハジャンガ(Majunga)にかけてが原産で、開けた乾燥林の丈の低い草の間に紛れるように自生しています。

種小名の 'cremersii' はフランスの植物学者、ジョージ・クレマース博士(Dr. Georges Cremers)の名をとって命名されました。

ぽっこりした塊根と、美しい葉っぱがユーフォルビア・クレメルシーの特徴です。

塊根は本来は地面の下に埋まっており、大きくなっても直径10cm程度にしかなりません。
自生地では地面の下の塊根から細い枝を伸ばし、葉っぱを展開します。

小さいながらも形良く育つ塊根も良いのですが、それ以上に目立つのが美しい葉っぱです。
艶のある濃いグリーンの葉にグレーのマーブル模様が入り、葉っぱの裏は赤紫色に染まります。
とても目立つその鮮やかな色彩は、葉が美しいことで有名な同属の塊根種、'Euphorbia francoisii'(ユーフォルビア・フランコイシー)にも負けず劣らずといったところです。

ユーフォルビア・クレメルシーの変種として、姿形の良く似た 'Euphorbia cremersii var. rakotozafyi'(ユーフォルビア・ラコトザフィー)という種も存在します。

そんな魅力的なユーフォルビア・クレメルシーですが、自生地の焼き畑農業や環境破壊によって生息環境が脅かされ、現在は絶滅寸前の状態のようです。
ごくまれに栽培家の手によって増やされた株が出回ることがあるので、もし手に入れた方は大事に育てましょう。


【科・属】

Euphorbiaceae Euphorbia
トウダイグサ科ユーフォルビア属

【原産地】

マダガスカル - マエバタナナ(Maevatanana)、マハジャンガ(Majunga)

【置き場所】
一年を通して直射日光のよくあたる、風通しの良い場所で管理します。
ユーフォルビア・クレメルシーは日光が不足すると美しい葉の色が悪くなり、枝も徒長して軟弱な株になってしまいます。

また、ユーフォルビア・クレメルシーの塊根は本来は地中に埋まっています。
小さな株や、塊根を早く太らせたい場合は地中に埋めて栽培するようにしましょう。

【水やり】

成長期は土が完全に乾いてからたっぷり水やりをします。
葉が落ち始めたころから徐々に量と回数を減らし、晩秋から春までは断水気味に管理します。塊根系のユーフォルビアは葉が枯れたあとも水を与え続けると根腐れしていまうので注意しましょう。

ただしユーフォルビアは根張りが弱く、長期間にわたって完全に断水すると根の細根が枯れてしまい、細根の再生に時間がかかるようです。
休眠期の冬でも月に1-2回、土を軽く湿らす程度に水やりし、細根の枯死を予防すると良いかもしれません。その際は天気の良い午前中に行い、夜までにはほぼ乾いている程度にしましょう。

加温している温室では冬になっても休眠に入らない場合もありますので、その際は適度に水やりします。

【肥料】

成長期の夏に微量元素が不足しない程度に、ごく薄めた液肥を与えます。用土によく醗酵した有機質や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

ユーフォルビア・クレメルシーは寒さに弱いので冬は暖かい屋内で管理します。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。