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Euphorbia caput-medusae

天荒竜

Euphorbia caput-medusae 天荒竜

現地株に勝るとも劣らない超大株です

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コモノユーフォルビアの王様、“ユーフォルビア・カプトメデューサ”です。


南アフリカ南端の都市、ケープタウン周辺が原産で、沿岸近くの岩が多く露出した砂質の土壌に自生しています。

種小名の 'caput-medusae' は“メデューサの頭”という意味があり、ギリシャ神話に登場する頭髪がヘビになった怪物、ゴルゴン三姉妹の一人“メデューサ”から命名されました。
和名には“天荒竜 ”という荒々しい名がつけられています。
ちなみに日本ではこの手のユーフォルビアは“タコモノ”という総称で呼ばれていますが、海外では 'medusoid'(クラゲのような)と呼ばれています。

大きく育つ大型種で、成熟した株になると枝の長さが1mを超えることもあるようです。
自生地では塊根部分は地面に半分埋まっており、長く伸びた枝は地面を這うように伸びていきます。その姿はまさにメデューサのよう。
大きな株になると枝も2cmほどの太さになることもあります。
この株も長年育てた超大株です。寒さにも強いので見事な株姿に成長しています。

また、カプトメデューサは気温が低い時期に枝の先端部分から白い花を咲かせます。

'caput-medusae' と単語は、海外ではタコモノの総称としても使われることが多いので、 'Euphorbia flanaganii'(孔雀丸)や、花の色や枝の質感が似ている 'Euphorbia inermis'(九頭竜)がユーフォルビア・カプトメデューサとして扱われていることもよくあるようです。
小さな株のうちは判別がなかなか難しいのですが、ユーフォルビア・カプトメデューサは前述の2種とは違い、あまり出回らないので手に入れる際はよく注意して下さい。


【科・属】
Euphorbiaceae Euphorbia
トウダイグサ科ユーフォルビア属

【原産地】

南アフリカ - ケープタウン周辺

【置き場所】

一年を通して適度に日光のあたる、明るく風通しの良い場所で管理します。
あまりに日光が強い場所では枝が焼けてしまう場合もあるので、その際は若干遮光します。その場合でも風通しは確保しましょう。

“タコモノ”と呼ばれるタイプのユーフォルビアは、日光が不足した場合や、風通しが悪い場合に枝が細長く徒長してしまうため注意が必要です。
締まった良い株に育てるためにも日当たりと通風はなるべく確保しましょう。
日当たりや通風があまり確保できない場合でも、扇風機などで風を送ると徒長はある程度防ぐことができます。

【水やり】

成長期は土が完全に乾いてから軽く水やりをします。
ユーフォルビア・カプトメデューサのような“タコモノ”と呼ばれるタイプのユーフォルビアは、水やりの頻度が多いと枝がヒョロヒョロと伸びてしまいますので、水はなるべく控えめの方が丈の詰まった良い株になります。水切れよりも与えすぎに注意しましょう。

気温が下がり始めたころから徐々に量と回数を減らします。
ユーフォルビア・カプトメデューサは涼しい季節もあまり休眠しない傾向があるので、寒い時期も天気の良い日を見計らって少量の水やりをしています。
その際は天気の良い午前中に行い、夜までにはほぼ乾いている程度にしましょう。

【肥料】

“タコモノ”と呼ばれるタイプのユーフォルビアは肥料を多く与えると枝が間延びしやすくなるため、控えめに与えます。

成長はゆっくりになりますが、なるべく時間をかけて持ち込んだほうが締まった良い株になるので、肥料は控えめにしましょう。
成長期の夏に微量元素が不足しない程度に、ごく薄めた液肥を与えます。用土によく醗酵した有機質や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

ユーフォルビア・カプトメデューサはユーフォルビアの中では比較的寒さには強いほうですが、冬は暖かいところで管理した方が安全に越冬できます。
休眠中も適度に日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。