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Euphorbia flanaganii

孔雀丸

Euphorbia flanaganii 孔雀丸

この枝ぶりがたまりません

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コモノユーフォルビアの代表種、“ユーフォルビア・フラナガニー”です。


南アフリカ - 北ケープ州が原産で、乾燥した草原や山の斜面など、広い地域に自生しています。

種小名の 'flanaganii' は、南アフリカで活躍した19世紀のプラントコレクター、ヘンリー・ジョージ・フラナガン氏(Henry George Flanagan)の名をとって命名されました。
日本では学名よりも“孔雀丸”という和名が有名ですね。

“ザ・タコモノ”ともいうべき形状をしており、丸い形をした中心の幹から四方八方に枝を伸ばします。
また古株になるにつれ根部が塊根状になり、頭頂部の生長点付近がデコボコと迫力のある姿になってきます。

とても丈夫な種で、タコモノユーフォルビアの入門種としては最適。とはいえ他のタコモノにも負けない奇妙な外観が魅力的です。

そして株の中心部から年に数回咲かせる黄色い花にも注目です。大きな株になるほど花の数が増え、開花の最盛期にはなんともいえない面白い草姿を見せてくれます。
和名の“孔雀丸”も、四方八方に伸ばした枝と、黄色い花のコントラストから孔雀を連想して命名されたのでしょうか、、、?

ちなみにタコモノユーフォルビアには孔雀丸に良く似た株姿の種が多くあるので、混合しないよう注意しましょう。

この孔雀丸から、タコモノユーフォルビア収集癖が始まる人も少なくないようです!


【科・属】

Euphorbiaceae Euphorbia
トウダイグサ科ユーフォルビア属

【原産地】

南アフリカ - 北ケープ州

【置き場所】

一年を通して日光のよくあたる、風通しの良い場所で管理します。
あまりに日光が強い場所では枝が焼けてしまう場合もあるので、その際は若干遮光します。その場合でも風通しは確保しましょう。
“タコモノ”と呼ばれるタイプのユーフォルビアは、日光が不足した場合や、風通しが悪い場合に枝が細長く徒長してしまうため注意が必要です。
締まった良い株に育てるためにも日当たりと通風はなるべく確保しましょう。
日当たりや通風があまり確保できない場合でも、扇風機などで風を送ると徒長はある程度防ぐことができます。

【水やり】

成長期は土が完全に乾いてから軽く水やりをします。
孔雀丸のような“タコモノ”と呼ばれるタイプのユーフォルビアは、水やりの頻度が多いと枝がヒョロヒョロと伸びてしまいますので、水はなるべく控えめの方が丈の詰まった良い株になります。水切れよりも与えすぎに注意しましょう。
気温が下がり始めたころから徐々に量と回数を減らし、晩秋から春までは断水気味に管理します。
ただしユーフォルビアは根張りが弱く、長期間にわたって完全に断水すると根の細根が枯れてしまい、細根の再生に時間がかかるようです。
休眠期の冬でも月に2-3回、土を軽く湿らす程度に水やりし、細根の枯死を予防すると良いかもしれません。その際は天気の良い午前中に行い、夜までにはほぼ乾いている程度にしましょう。
加温している温室では冬になっても休眠に入らない場合もありますので、その際は適度に水やりします。

【肥料】

“タコモノ”と呼ばれるタイプのユーフォルビアは肥料を与えると枝が間延びしやすくなるため、控えめに与えます。
成長はゆっくりになりますが、なるべく時間をかけて持ち込んだほうが締まった良い株になるので、肥料は控えめにしましょう。
成長期の夏に微量元素が不足しない程度に、ごく薄めた液肥を与えます。用土によく醗酵した有機質や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

孔雀丸はユーフォルビアの中では比較的寒さには強いほうですが、冬は暖かいところで管理した方が安全です。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。