isla del pescado-手織りテキスタイル-ヨガマット-多肉植物-販売

Adenium somalense

アデニウム・ソマレンセ

Adenium somalense アデニウム・ソマレンセ

美しい葉の美種コーデックス、アデニウム・ソマセンセ

Adenium somalense アデニウム・ソマレンセ image_1 Adenium somalense アデニウム・ソマレンセ image_2 Adenium somalense アデニウム・ソマレンセ image_3 Adenium somalense アデニウム・ソマレンセ image_4 Adenium somalense アデニウム・ソマレンセ image_5
しい細葉をもったキョウチクトウ科塊根植物、“アデニウム・ソマレンセ”です。


ソマリア、ケニア東部、タンザニア北部が原産で、標高700mまでの平原や荒れ地に自生しています。

種小名の 'somalense' は主な自生地であるソマリアに由来しています。

自生地では塊根の大部分が地中に埋まっており、地際からいくつにも分岐した枝を伸ばします。
長い年月を経た古株になると枝の高さは3-4mに達することもあるようです。

塊根は円錐形からラグビーボールのような形をしており、栽培環境下ではこのユニークな塊根は露出させて栽培されています。
アデニウム・ソマレンセの表皮は滑らかな質感で、凹凸やひび割れなどもほとんどありません。

塊根の上部からは何本か太い枝を伸ばし、そこから細い枝を分岐させながら上に伸ばします。

枝の先端からは細い披針形の葉を展開し、明るい緑色をした葉の主葉脈は白から薄いピンク色をしています。
どっしりした株姿と細い葉の対比が面白いのも本種の特徴の一つです。

大株にならないとなかなか開花しませんが、花の美しいアデニウムの仲間らしいピンク色から濃い赤色の花を咲かせます。
“砂漠のバラ”の和名で有名な
'Adenium obesum'
(アデニウム・オベスム)に比べると、やや花のサイズは小さく、直径2-3cmほどの大きさです。


【科・属】

Apocynaceae Adenium
キョウチクトウ科アデニウム属

【原産地】

ソマリア、ケニア、タンザニア

【置き場所】

年間を通して日光のよくあたる場所で管理します。

アデニウムの仲間を栽培する上で日光はとても重要な要素で、日光が不足すると幹や枝が徒長してしまい軟弱な株になってしまいます。
日光不足の状態で長時間栽培すると根腐れを起こしたり、株の内部から腐敗しやすくなります。

またアデニウムの栽培では風通しも重要です。
風通しの悪い場所ではカイガラムシ等の害虫や病気が発生しやすくなります。
硬く締まった株に育てるためにも日当たりや風通しには特に注意しましょう。


【水やり】

新芽の展開が始まって以降の春から初秋にかけては用土が完全に乾燥する前にたっぷりと水やりします。
アデニウム・ソマレンセは成長期は水を好むため、水切れしないよう注意してください。
初夏から初秋にかけては日光のよく当たる屋外で雨ざらしで育てるとガッチリした株に育ちます。

秋に入り、涼しくなってきたら徐々に水やりの回数と量を減らし、葉が落ち始めた頃から春まで断水気味に管理します。

休眠中の冬もある程度の温度や日光が確保できる環境の場合、月に数度ごく少量の水やりで細根の枯死を防ぐと翌春以降の立ち上がりが良くなります。
冬に水を与える場合は、暖かく天気の良い好天が続く日を狙い、午前中に用土をほんの少しだけ湿らす程度水やりし、気温が下がる夜にはほぼ乾いている程度にしましょう。

春になり芽吹きだした際は、いきなり沢山水やりせず、少しづつ水やりの回数と量を増やしていきます。

【肥料】

成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、緩効性の化成肥料を混ぜ込んでおくことも有効です。

【適温】

アデニウム・ソマレンセは寒さにとても弱いので冬は暖かいところで管理します。
葉を落とした後の休眠期も、硬い表皮の下の葉緑素で光合成を行って寒さに対する体力を静かにつけています。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。