Portulaca molokiniensis
ポーチュラカ・モロキニエンシス
南国のスベリヒユ科多肉植物、ポーチュラカ・モロキニエンシス
南国のスベリヒユ科多肉植物、“ポーチュラカ・モロキニエンシス”です。
Portulacaceae Portulaca
スベリヒユ科スベリヒユ属
アメリカ合衆国 - ハワイ諸島モロキニ島(Molokini)、カホオラウェ島(Kaho?olawe)、プウコアエ 島(Pu?ukoa?e)
一年を通して日光のよく当たる明るい場所で管理します。
ポーチュラカ・モロキニエンシスは日光が不足すると茎間が徒長し、だらしない姿となってしまいます。
暗い場所で長期間管理すると根腐れや害虫の発生を誘発するため、可能な限り明るい場所で管理しましょう。
また、風通しの良い場所にのみ自生している本種は空気の循環の悪い場所も嫌います。
風通しの悪い場所で管理する場合、扇風機やサーキュレータで適度な風に当てると、ある程度徒長を防ぐこともできます。
成長期の夏は用土が乾いてからたっぷりと水やりします。
成長期は比較的水分を好みますが、気温の高い時期に湿った状態が長く続いたり、蒸れやすい鉢や用土を使用すると根腐れしやすい傾向があります。
可能なかぎり乾きやすい鉢・用土を用いて、用土内が過湿状態とならないようにしましょう。
晩夏を過ぎ、朝晩の最低気温が下がりだしてからは徐々に水やりの回数と量を減らし、春までは断水気味に管理します。
ただし休眠中も月に数回、軽く用土を湿らせると細根が完全に枯死することを防げる場合があります。
寒い時期に水やりする場合は好天の続く気温が高い日を狙って午前中にごく少量の水やりし、気温の下がる夜間までにはほぼ乾いている程度にします。
春以降は気温が上がり、暖かくなってきてから少しづつ水やりを再開します。
成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、緩効性の化成肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。
ポーチュラカ・モロキニエンシスは、断水気味に管理した場合はある程度の寒さに耐えることができます。
ですが基本的には暖かい場所を好むため、冬はなるべく暖かい場所で管理しましょう。
特に小さな株や、活着前の株は寒さに弱いため、寒さに当てないように気をつけてください。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。
アメリカ合衆国 - ハワイ諸島のモロキニ島(Molokini)、カホオラウェ島(Kaho?olawe)、プウコアエ 島(Pu?ukoa?e)のごく一部の地域が原産です。
海岸線近くから標高1,000mまでの範囲の多孔質の溶岩で形成された、風通しの良い岸壁や岩山の斜面に自生しています。
種小名の“molokiniensis”は、主な自生地である“モロキニ島の”という意味があります。
自生地であるハワイでは、'ihi' という名で呼ばれています。
木質化した茎と明るい葉色が特徴のスベリヒユ科スベリヒユ属の多肉植物です。
多肉植物というと乾燥したアフリカやメキシコ、中東などが原産の種がほとんどですが、中には南国であるハワイに自生する本種のような種もいます。
葉巻きのような太さと色をしたコルク質の茎を直立させ、40-50cmほどの高さにまで成長します。
茎からはカップ状の花弁のような明るい黄緑色の葉を展開します。
葉は茎から4枚づつ規則的・等間隔に生え、幾何学的な美しさがあります。
なお、株が年月を経ると茎から葉が脱落し、コルク質の茎が露わとなります。
株が大きくなると、茎の先端からレモンイエローの花を咲かせます。
自生地がハワイである、という認識があるからかもしれませんが、どことなく南国っぽさを感じることのできる変わり種です。
【科・属】
Portulacaceae Portulaca
スベリヒユ科スベリヒユ属
【原産地】
アメリカ合衆国 - ハワイ諸島モロキニ島(Molokini)、カホオラウェ島(Kaho?olawe)、プウコアエ 島(Pu?ukoa?e)
【置き場所】
一年を通して日光のよく当たる明るい場所で管理します。
ポーチュラカ・モロキニエンシスは日光が不足すると茎間が徒長し、だらしない姿となってしまいます。
暗い場所で長期間管理すると根腐れや害虫の発生を誘発するため、可能な限り明るい場所で管理しましょう。
また、風通しの良い場所にのみ自生している本種は空気の循環の悪い場所も嫌います。
風通しの悪い場所で管理する場合、扇風機やサーキュレータで適度な風に当てると、ある程度徒長を防ぐこともできます。
【水やり】
成長期の夏は用土が乾いてからたっぷりと水やりします。
成長期は比較的水分を好みますが、気温の高い時期に湿った状態が長く続いたり、蒸れやすい鉢や用土を使用すると根腐れしやすい傾向があります。
可能なかぎり乾きやすい鉢・用土を用いて、用土内が過湿状態とならないようにしましょう。
晩夏を過ぎ、朝晩の最低気温が下がりだしてからは徐々に水やりの回数と量を減らし、春までは断水気味に管理します。
ただし休眠中も月に数回、軽く用土を湿らせると細根が完全に枯死することを防げる場合があります。
寒い時期に水やりする場合は好天の続く気温が高い日を狙って午前中にごく少量の水やりし、気温の下がる夜間までにはほぼ乾いている程度にします。
春以降は気温が上がり、暖かくなってきてから少しづつ水やりを再開します。
【肥料】
成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、緩効性の化成肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。
【適温】
ポーチュラカ・モロキニエンシスは、断水気味に管理した場合はある程度の寒さに耐えることができます。
ですが基本的には暖かい場所を好むため、冬はなるべく暖かい場所で管理しましょう。
特に小さな株や、活着前の株は寒さに弱いため、寒さに当てないように気をつけてください。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。