Kleinia isabellae
クレイニア・イサベラエ
爽やかな印象を持った珍種多肉、クレイニア・イサベラエ
上品な印象を持った新種多肉、“クレイニア・イサベラエ”です。
Compositae Kleinia
キク科クレイニア属
エチオピア - ソマリ州 ゴデ(Gode)、オガデン(Ogaden)
一年を通して日光の当たる明るい場所で管理します。
クレイニア・イサベラエは太陽を好むため、暗い場所で管理すると幹や葉の色が悪くなり、徒長しやすくなります。
また、風通しの良い環境を好むため、蒸れるような場所はなるべく避けましょう。
ただし、いきなり長時間強い太陽に当てると葉が先端から焼ける場合があるため、太陽に当てる場合は徐々に馴らしていきましょう。
クレイニア・イサベラエは暖かい季節に成長する夏型の多肉植物です。
成長期は用土が乾いてからたっぷりと水やりします。
成長期は比較的水を好みますが、長期間用土が湿った状態を好まないため、乾きやすい用土や鉢に植え、こまめに水やりすると調子良く育ちます。
秋に入り、涼しくなってきたら徐々に水やりの回数と量を減らし、落葉してからは春までは断水気味に管理します。
休眠中も月に数度、ごく少量の水やりをすると、細根の枯死が防げるため、春先の立ち上がりがスムースになります。
その場合は天気の良い暖かい日の午前中に水を与え、夜までにほとんど乾いている程度にしましょう。
成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。
クレイニア・イサベラエは寒さに弱いため冬は暖かい場所で管理します。
休眠中も適度に日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。
エチオピア - ソマリ州のゴデ(Gode)からオガデン(Ogaden)にかけてが原産です。
標高300-500m地帯に点在する石灰岩の小さな丘陵やアカシアの低木林の中に自生しています。
種小名の 'isabellae' は、この植物の発見者であるイタリアの植物学者、ディオリ・マウリッチオ(Dr. Maurizio Dioli)博士の娘、イサベラ・ディオリ(Isabella Dioli)の名をとって命名されました。
1999年に新種として記載された非常に新しい種で、ソマリアに近いエチオピアの乾燥した低地に自生する中型のキク科の多肉植物です。
成長した古株になると高さ1m-1.5mの大きさにまで成長します。
とても肥大した多肉質の幹や枝を持っており、上に向かって垂直に伸びていくような樹形となります。
青白い幹の表皮は粉を吹いたようなキメの細かい質感をしています。
他の種にではなかなか見れない、上品な面白い特徴ですね。
幹や枝の頂点からは倒卵形の葉を放射状に広げます。
葉の色はグレーグリーンのマットな色合いで、こちらもとても美しい色をしています。
古い葉は枯れてくると下に向かって垂れ下がり、しばらくの間幹や枝に残り続けます。
秋に入り、涼しくなってくるとアザミのような形をした、黄色い花を咲かせます。
【科・属】
Compositae Kleinia
キク科クレイニア属
【原産地】
エチオピア - ソマリ州 ゴデ(Gode)、オガデン(Ogaden)
【置き場所】
一年を通して日光の当たる明るい場所で管理します。
クレイニア・イサベラエは太陽を好むため、暗い場所で管理すると幹や葉の色が悪くなり、徒長しやすくなります。
また、風通しの良い環境を好むため、蒸れるような場所はなるべく避けましょう。
ただし、いきなり長時間強い太陽に当てると葉が先端から焼ける場合があるため、太陽に当てる場合は徐々に馴らしていきましょう。
【水やり】
クレイニア・イサベラエは暖かい季節に成長する夏型の多肉植物です。
成長期は用土が乾いてからたっぷりと水やりします。
成長期は比較的水を好みますが、長期間用土が湿った状態を好まないため、乾きやすい用土や鉢に植え、こまめに水やりすると調子良く育ちます。
秋に入り、涼しくなってきたら徐々に水やりの回数と量を減らし、落葉してからは春までは断水気味に管理します。
休眠中も月に数度、ごく少量の水やりをすると、細根の枯死が防げるため、春先の立ち上がりがスムースになります。
その場合は天気の良い暖かい日の午前中に水を与え、夜までにほとんど乾いている程度にしましょう。
【肥料】
成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。
【適温】
クレイニア・イサベラエは寒さに弱いため冬は暖かい場所で管理します。
休眠中も適度に日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。