Lithops otzeniana C350
大津絵
窓と縁のコントラストがはっきりしています
南アフリカ原産の、模様が大柄できれいな緑色をしたリトープスです。
Aizoaceae Lithops
ハマミズナ科リトープス属
南アフリカ、ナミビア - 大ナマクアランド カルー地帯
リトープスを育てる上で最も重要なの要素は日光と風です。
一年を通して直射日光のあたる明るい場所で管理します。特に成長期である秋から春まではできるだけ長時間日光に当てましょう。
日光が不足したり、風通しが悪いとすぐに徒長してしまいます。
成長の止まる夏は少し遮光をして、風通しの良い場所で管理します。
蒸れに弱いリトープスは空気のこもった蒸し暑い場所では簡単に溶けてしまいますので注意しましょう。
リトープスの成長期は秋と春の涼しい季節です。
この季節は土が完全に乾き、しばらくしてからたっぷりと水やりします。
使用する用土や鉢の種類、置き場所など環境にもよりますが、目安としては10日から2週間に一度ぐらいの間隔で水やりします。
あまり水やりの頻度が多いと徒長や身割れを起こしてしまいます。
涼しい季節に成長するリトープスですが、寒さが厳しくなってくると成長が止まります。
厳冬期の水やりは月に1-2回程、暖かい日に軽く水やりするぐらいが良いようです。
春に球体の中から新しい葉が出て脱皮が始まってからは完全に断水します。この時期に水を与えると2重脱皮を起こしやすくなりますので注意しましょう。
古い葉から新しい葉に水分が移行し、古い葉が完全に枯れてから水やりするようにします。
気温があがり始めてから、涼しくなる秋までは断水気味に管理します。
ただし、完全に断水すると細根が枯れてしまったり根ジラミが発生しやすくなるので、夏でもごく少量の水やりをした方が良い場合もあります。
その際は夜の涼しい時間帯に軽く霧吹きなどで土を湿らせ、朝までに土が乾いている程度にしましょう。
また、小さな株も長時間の断水に耐えられないこともあるので、上記のように管理したほうが安全です。
成長期に数回、ごく薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。
夏の暑さ、特に湿度の高い梅雨に弱いので、夏はなるべく風通しの良い涼しい場所で管理しましょう。
通風が見込めない場所では扇風機の風を当てるのも効果があります。
秋から春までは、雪が積もるような厳冬地を除いて戸外でも越冬できます。
大津絵という和名は、学名の 'otzeniana' を当て字にしてつけられました。
ハート型をしていて、割れ目が深く窓の模様が特徴的なため、とても人気のある種です。
片麻岩の多い場所に自生しているらしく、その見た目も片麻岩に擬態していて、模様の内側は薄い緑色や青色をしています。それに対し、縁は淡いクリーム色で歯のような形で全体を囲んでいます。
個人的にとても好きなリトープスの一種です。
【科・属】
Aizoaceae Lithops
ハマミズナ科リトープス属
【原産地】
南アフリカ、ナミビア - 大ナマクアランド カルー地帯
【置き場所】
リトープスを育てる上で最も重要なの要素は日光と風です。
一年を通して直射日光のあたる明るい場所で管理します。特に成長期である秋から春まではできるだけ長時間日光に当てましょう。
日光が不足したり、風通しが悪いとすぐに徒長してしまいます。
成長の止まる夏は少し遮光をして、風通しの良い場所で管理します。
蒸れに弱いリトープスは空気のこもった蒸し暑い場所では簡単に溶けてしまいますので注意しましょう。
【水やり】
リトープスの成長期は秋と春の涼しい季節です。
この季節は土が完全に乾き、しばらくしてからたっぷりと水やりします。
使用する用土や鉢の種類、置き場所など環境にもよりますが、目安としては10日から2週間に一度ぐらいの間隔で水やりします。
あまり水やりの頻度が多いと徒長や身割れを起こしてしまいます。
涼しい季節に成長するリトープスですが、寒さが厳しくなってくると成長が止まります。
厳冬期の水やりは月に1-2回程、暖かい日に軽く水やりするぐらいが良いようです。
春に球体の中から新しい葉が出て脱皮が始まってからは完全に断水します。この時期に水を与えると2重脱皮を起こしやすくなりますので注意しましょう。
古い葉から新しい葉に水分が移行し、古い葉が完全に枯れてから水やりするようにします。
気温があがり始めてから、涼しくなる秋までは断水気味に管理します。
ただし、完全に断水すると細根が枯れてしまったり根ジラミが発生しやすくなるので、夏でもごく少量の水やりをした方が良い場合もあります。
その際は夜の涼しい時間帯に軽く霧吹きなどで土を湿らせ、朝までに土が乾いている程度にしましょう。
また、小さな株も長時間の断水に耐えられないこともあるので、上記のように管理したほうが安全です。
【肥料】
成長期に数回、ごく薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。
【適温】
夏の暑さ、特に湿度の高い梅雨に弱いので、夏はなるべく風通しの良い涼しい場所で管理しましょう。
通風が見込めない場所では扇風機の風を当てるのも効果があります。
秋から春までは、雪が積もるような厳冬地を除いて戸外でも越冬できます。