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Monadenium mafingensis

モナデニウム・マフィンゲンシス

Monadenium mafingensis モナデニウム・マフィンゲンシス

ミチミチとしたモナデニウム・マフィンゲンシス

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と葉の対比が楽しめる小型塊根種、“モナデニウム・マフィンゲンシス”です。


アフリカ中東部にある国、マラウィとザンビアの国境間に位置する丘陵地帯、マフィンガ丘陵が原産。
標高600mから2,000m近い高さの丘陵に点在する草原や斜面に自生しています。

種小名の 'mafingensis' は、自生地であるマフィンガ丘陵(Mafinga Hills)に由来しています。

地中の塊根から葉を展開するコーデックスタイプのモナデニウムで、成長してもせいぜい10cmぐらいにしかならない小型種です。

こげ茶色をした塊根からは、小さく丸い鮮やかな緑色の葉を伸ばします。
光沢のある葉のフチは赤く彩られ、どことなく高級感があるモナデニウム。

また、葉柄の付近からは緑色の杯状花序(cyathia)を出し、花の中心部分は真っ赤に染まります。緑色の葉とのコントラストがとても綺麗です。

小さいながらも色々な魅力が凝縮された、おすすめの塊根モナデニウムです。


【科・属】

Euphorbiaceae Monadenium
トウダイグサ科モナデニウム属

【原産地】

マラウィ、ザンビア - マフィンガ丘陵(Mafinga Hills)

【置き場所】

一年を通して明るい場所で管理します。
日光が不足すると、茎や葉が徒長したり塊根が腐りやすくなってしまいます。

日光が強すぎると葉がフチの方から枯れたり焼けてしまう場合があるので、寒冷紗などで適度に遮光するか、日照時間を調節して管理しましょう。

また、風通しが悪い場所で管理するととカイガラムシ等が発生しやすくなるため注意が必要です。

【水やり】

成長期は土が乾いてからたっぷりと水やりをします。
ジメジメした状態が長く続くと塊根が腐ってしまう場合があるので、水やりしたあとは通風には気をつけましょう。

気温が下がり始めたころから徐々に量と回数を減らし、葉が枯れ落ちてから春までは断水気味に管理します。
モナデニウムはユーフォルビアの近縁種のため、ユーフォルビアと同様に根張りが弱く、長期間にわたって完全に断水すると根の細根が枯れてしまい根の再生に時間がかかるようです。
休眠期の冬でも月に一度ぐらい土を軽く湿らす程度に水やりすると、細根の枯死が予防できます。
その際は天気の良い午前中に行い、夜までにはほぼ乾いているぐらいにしましょう。

【肥料】

成長期の夏に微量元素が不足しない程度に、ごく薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

モナデニウム・マフィンゲンシスは標高の高い地域に自生しているため、気温や湿度が高すぎる状態よりも春や秋のような気候を好みます。
盛夏は風通しの良い棚上などで涼しく過ごさせましょう。

低地に自生するモナデニウムに比べて寒さには強い方ですが、寒い季節は断水気味に管理し休眠させましょう。
休眠中も適度に日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。