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Euphorbia platyclada

ユーフォルビア・プラティクラダ

Euphorbia platyclada ユーフォルビア・プラティクラダ

他にはないピンク色の肌

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気味な草姿が魅力の珍奇種、“ユーフォルビア・プラティクラダ”です。


マダガスカル南西部 - トゥレアレ(Tulear)の北と、アンパニヒ(Ampanihy)の2箇所のみに個体群が確認されています。
乾燥した落葉樹の森の中の灌木の下や、ディディエレア科の植物の影に自生しています。

種小名の 'platyclada' は、ギリシャ語の 'platos'(幅広の)+ 'klados'(分枝した)の合成語で、“幅広に分枝した”という意味があります。

英名では“ゾンビ・プラント”とも呼ばれており、とても生きた植物には見えない独特の質感を持った珍品ユーフォルビアです。

種小名どおりに平べったい肉厚の枝は無数に分岐しており、表皮はプラスチックのようにツルッとした質感。
さらにくすんだピンク色をした表皮には、オリーブグリーン、ピンク、ホワイトの不規則な模様が入り乱れ、ますます不気味さに拍車をかけています。
まるで作り物の様な質感が他にはなかなかみられないユーフォルビアです。

成長期になると、枝先からうっかりすと見落としそうなほど小さな黄色い花を咲かせます。

ちなみにユーフォルビア・プラティクラダには、'Euphorbia platyclada var. hardyi'(ユーフォルビア・ハルドイー)や、'Euphorbia platyclada var. erecta'(ユーフォルビア・エレクタ)といった変種が存在します。

見方によっては地味な種ですが、不気味な姿にそそられる人も多いマニアックなユーフォルビアです。


【科・属】

Euphorbiaceae Euphorbia
トウダイグサ科ユーフォルビア属

【原産地】

マダガスカル - トゥレアレ(Tulear)、アンパニヒ(Ampanihy)

【置き場所】

直射日光の当たらない明るい場所を好みます。
ユーフォルビア・プラティクラダは自生地では灌木の陰などに自生しているため、日光が強い場所では枝が焼けてしいます。
寒冷紗などで適度に遮光するか、日照時間を調整して管理しましょう。

また風通しが悪い場所ではカイガラムシなどが発生しやすいため、風通しにも注意しましょう。

【水やり】

成長期は土がよく乾いてから水やりをします。
水切れよりも与えすぎに注意しましょう。

気温が下がり始めたころから徐々に量と回数を減らし、晩秋から春までは断水気味に管理します。
ただしユーフォルビアは根張りが弱く、長期間にわたって完全に断水すると根の細根が枯れてしまい、細根の再生に時間がかかるようです。

休眠期の冬でも月に1-2回、土を軽く湿らす程度に水やりし、細根の枯死を予防すると良いかもしれません。その際は天気の良い午前中に行い、夜までにはほぼ乾いている程度にしましょう。
加温している温室では冬になっても休眠に入らない場合もありますので、その際は適度に水やりします。

【肥料】

成長期の夏に微量元素が不足しない程度に、ごく薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

ユーフォルビア・プラティクラダはマダガスカルの中でも温暖な地域に自生しているため、寒さがとても苦手です。
休眠期は暖かい場所で管理しましょう。
休眠中も適度な日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。