Euphorbia neriifolia cristata variegata
キリン角 綴化 斑入り
バランスが見事です。
ユーフォルビアの綴化は普及種を中心に色々作出されていますが、本来はあまり好みではありません。
ですが、この個体は色・形が気に入ったので育てている数少ない綴化ユーフォルビアです。
ウチワサボテンの様に薄っぺらく成長していく姿と、色のきれいな扇を広げたような姿がなぜか気に入りました。
トゲトゲしくないイボイボもかわいらしいですよ。
どの植物にも言えますが、葉っぱに入っている斑は珍しいだけではなく、より葉っぱの艶やかさを際立ててくれます。
【科・属】
Euphorbiaceae Euphorbia
トウダイグサ科ユーフォルビア属
【原産地】
インド
【置き場所】
日差しの強い季節は直射日光の当たらない明るい場所で管理します。綴化の斑入りはやや日焼けしやすいのですが、日光が不足すると茎が細長く徒長してしまうため注意が必要です。
【水やり】
成長期の夏は土が完全に乾いてから水やりをします。水は控えめの方が徒長せずに締まった良い株になります。水切れよりもあげすぎに注意しましょう。
気温が下がり始めたころから徐々に量と回数を減らし、春までは断水気味に管理します。
ただ、ユーフォルビアは根張りが弱く、長期間にわたって完全に断水すると根の細根が枯れてしまい根の再生に時間がかかるようです。
休眠期の冬でも月に一度ぐらい土を軽く湿らす程度に水やりし、細根の枯死を予防しましょう。その際は天気の良い午前中に行い、夜までにはほぼ乾いているぐらいが良いでしょう。
【肥料】
肥料が多いと間延びしやすくなるため、控えめに与えます。
成長期の夏に微量元素が不足しない程度に、ごく薄めた液肥を与えます。用土によく醗酵した有機質や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。
【適温】
寒さに弱いので冬は暖かい屋内で管理します。
日差しの弱くなる休眠中はほどよく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。