Euphorbia maritae
ユーフォルビア・マリタエ
大きめの花が咲きました
バランス良い塊根が魅力の新参種、“ユーフォルビア・マリタエ”です。
Euphorbiaceae Euphorbia
トウダイグサ科ユーフォルビア属
タンザニア - モロゴロ州
【置き場所】
一年を通して日光のよくあたる、風通しの良い場所で管理します。
ユーフォルビア・マリタエは日光が不足すると花付きも悪くなり、茎が徒長して軟弱な株になってしまいます。
また、風通しの悪い場所で管理するとカイガラムシなどの害虫が発生しやすいため、通風は確保しましょう。
成長期は土が完全に乾ききる前に水やりをします。
成長期でも天気の悪い日が続く場合や、気温が低い日は水やりは控えめにしましょう。
葉が落ち始めたころから徐々に量と回数を減らし、晩秋から春までは断水気味に管理します。
塊根系のユーフォルビアは葉が枯れたあとも水を与え続けると根腐れしていまうので注意しましょう。
ただしユーフォルビアは根張りが弱く、長期間にわたって完全に断水すると根の細根が枯れてしまい、細根の再生に時間がかかるようです。
休眠期の冬でも月に1-2回、土を軽く湿らす程度に水やりし、細根の枯死を予防すると良いかもしれません。その際は天気の良い午前中に行い、夜までにはほぼ乾いている程度にしましょう。
加温している温室では冬になっても休眠に入らない場合もありますので、その際は適度に水やりします。
成長期の夏に微量元素が不足しない程度に、ごく薄めた液肥を与えます。用土によく醗酵した有機質や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。
ユーフォルビア・マリタエは寒さに弱いので冬は暖かい屋内で管理します。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。
タンザニア - モロゴロ州が原産で、標高500mほどに開ける広大なサバンナに自生しています。
種小名は発見者であるドイツ人の著名園芸家、マリタ・スペックス女史(Mrs. Marita Specks)の名をとって命名されました。
1999年と近年になってから新種として登録されたコーデックスタイプのユーフォルビアです。
自生地では塊根は地中に完全に埋まっており、高さ20cm、直径10cmほどの大きさに成長します。
黄褐色の表皮で覆われた塊根は形の良い円錐形をしており、頂点から太い茎を伸ばします。
茎からは楕円形の濃い緑色をした葉を展開します。
成長期になると茎からは大きな蕾を出し、小さく地味な花が多いユーフォルビアにしては、なかなか見ごたえのある緑色の大きな花を咲かせます。
成長は遅く、塊根はなかなか大きくなりません。
塊根を大きくしたい場合は、地中に埋めて育てた方が早く大きくなります。
成長スピードをとるか、鑑賞性をとるかは塊根系のユーフォルビアを育てる上でいつも悩む難しいテーマです。
【科・属】
Euphorbiaceae Euphorbia
トウダイグサ科ユーフォルビア属
【原産地】
タンザニア - モロゴロ州
【置き場所】
一年を通して日光のよくあたる、風通しの良い場所で管理します。
ユーフォルビア・マリタエは日光が不足すると花付きも悪くなり、茎が徒長して軟弱な株になってしまいます。
また、風通しの悪い場所で管理するとカイガラムシなどの害虫が発生しやすいため、通風は確保しましょう。
【水やり】
成長期は土が完全に乾ききる前に水やりをします。
成長期でも天気の悪い日が続く場合や、気温が低い日は水やりは控えめにしましょう。
葉が落ち始めたころから徐々に量と回数を減らし、晩秋から春までは断水気味に管理します。
塊根系のユーフォルビアは葉が枯れたあとも水を与え続けると根腐れしていまうので注意しましょう。
ただしユーフォルビアは根張りが弱く、長期間にわたって完全に断水すると根の細根が枯れてしまい、細根の再生に時間がかかるようです。
休眠期の冬でも月に1-2回、土を軽く湿らす程度に水やりし、細根の枯死を予防すると良いかもしれません。その際は天気の良い午前中に行い、夜までにはほぼ乾いている程度にしましょう。
加温している温室では冬になっても休眠に入らない場合もありますので、その際は適度に水やりします。
【肥料】
成長期の夏に微量元素が不足しない程度に、ごく薄めた液肥を与えます。用土によく醗酵した有機質や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。
【適温】
ユーフォルビア・マリタエは寒さに弱いので冬は暖かい屋内で管理します。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。