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Euphorbia croizatii

ユーフォルビア・クロイザティー

Euphorbia croizatii ユーフォルビア・クロイザティー

トゲトゲと小さな葉っぱ

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立した枝と美しい葉をもったマイナー種、“ユーフォルビア・クロイザティー”です。


マダガスカル南部 - トゥリアーラ州のアンピリラ(Ampilira)から沿岸にほど近いアンパシムポラカ(Ampasimpolaka)にかけての断片的な地域が原産です。
露出した岩盤のブッシュの中や、低木の下などに自生しています。

種小名の 'croizatii' は、イタリアの植物学者、レオン・クロイツァ・チャーリー博士(Dr. León Croizat Chaley)の名をとって命名されました。

太い塊根状の幹から直立した枝を伸ばす花キリン系の中型ユーフォルビアです。
成熟した株になると、高さ70cmほどの大きさに成長します。

小さい株のうちは 'Euphorbia millii' (ユーフォルビア・ミリー:花キリン)に似ているのですが、ユーフォルビア・クロイザティーは枝を縦にまっすぐ伸ばし、トゲの太さや形状も花キリンとは明らかに異なってきます。

葉の形状も花キリンと比較すると幅が広く、長卵形をしています。
また、葉の色もやや白味を帯びたシルバーブルーの色をしています。

成長期になると、黄緑色の小さな花を鈴なりに咲かせます。
葉の色と似ているので見過ごしがちですが、じっくり見るとなかなかの美しさ。

日本ではこの手の花キリンタイプのユーフォルビアはあまり人気はありませんが、、、
整った美しい株姿を見せてくれるユーフォルビア・クロイザティーはその中でもお気に入りの一種です。


【科・属】

Euphorbiaceae Euphorbia
トウダイグサ科ユーフォルビア属

【原産地】

マダガスカル - トゥリアーラ州 アンピリラ(Ampilira)からアンパシムポラカ(Ampasimpolaka)にかけて

【置き場所】

一年を通して日光のよくあたる、風通しの良い場所で管理します。
日当たりが悪いと花付きも悪くなってしまいます。
花キリンタイプのユーフォルビアは日光が不足した場合や、風通しが悪い場合に枝が細長く徒長してしまうため注意が必要です。
日当たりや通風があまり確保できない場合でも、扇風機などで風を送ると徒長はある程度防ぐことができます。

【水やり】

成長期は土が完全に乾いてから水やりをします。
花キリンタイプのユーフォルビアは水やりの頻度が多いと枝が徒長しやすいので、水はなるべく控えめの方が丈の詰まった良い株になります。水切れよりも与えすぎに注意しましょう。
気温が下がり始めたころから徐々に量と回数を減らし、葉が落ち始めた晩秋から春までは断水気味に管理します。

ただしユーフォルビアは根張りが弱く、長期間にわたって完全に断水すると根の細根が枯れてしまい、細根の再生に時間がかかるようです。
休眠期の冬でも月に2-3回、土を軽く湿らす程度に水やりし、細根の枯死を予防すると良いかもしれません。その際は天気の良い午前中に行い、夜までにはほぼ乾いている程度にしましょう。
加温している温室では冬になっても休眠に入らない場合もありますので、その際は適度に水やりします。

【肥料】

花キリンタイプのユーフォルビアは、肥料を与えると枝が間延びしやすくなるため、控えめに与えます。
成長はゆっくりになりますが、なるべく時間をかけて持ち込んだほうが締まった良い株になるので、肥料は控えめにしましょう。

成長期の夏に微量元素が不足しない程度に、ごく薄めた液肥を与えます。用土によく醗酵した有機質や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

ユーフォルビア・クロイザティーは寒さに弱いため、秋以降は暖かい場所で管理します。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。