Plectranthus socotranum
プレクトランサス・ソコトラナム
細い枝からフワフワと葉っぱが生えています
ソコトラ島のシソ科多肉、“プレクトランサス・ソコトラナム”です。
Lamiaceae Plectranthus
シソ科プレクトランサス属
イエメン - ソコトラ島
一年を通して明るい場所で管理します。
プレクトランサス・ソコトラナムは日光が不足すると枝が徒長してしまい、だらしない姿になってしまいます。
ただし、真夏の直射日光などに長時間当たると葉が焼けてしまうこともあります。その場合は若干遮光するか、直射日光に当たる時間を減らす等しましょう。
また、風通しが悪いと主幹も伸びやすくなります。
硬く締まった株に育てるためにも風通しには注意しましょう。
成長期の夏は土が乾いてからたっぷりと水やりします。
梅雨時期など、空中湿度の高い時期に長時間土が湿ったままだと根腐れしてしまいますので注意しましょう。
あまり頻繁に水を与えると枝が細長く伸びてしまうことがありますので、丈の詰まった丸い株にしたい場合は水やりの回数はやや控えめにします。
その場合、成長は遅くなりますので、樹形を見ながら程よい間隔で水やりしましょう。
秋に入り、涼しくなってきたら徐々に水やりの回数と量を減らし、葉が落ち始めた頃から春までは断水気味に管理します。ただし、プレクトランサス・ソコトラナムは一般的な多肉植物に比べて水切れに弱いため、休眠中でも細根が枯れないよう、ごく少量の水を与えましょう。
春になり芽吹きだした際は、いきなり沢山水やりせず、少しづつ水やりの回数と量を増やしていきます。
成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。
プレクトランサス・ソコトラナムは寒さに弱いため、冬は暖かい場所で管理します。
日中は日光のよく当たる場所で管理し、鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。
個性的な多肉植物の宝庫、イエメンのソコトラ島が原産のシソ科の植物。
丘陵や山のふもとの低木林や、草のまばらに生えた草原に自生しています。
説明するまでもなく、種小名の 'socotranum' とは“ソコトラ島の”という意味があります。
明るい緑色の肉厚な葉っぱは、白粉をまとったかのような細かい微毛に覆われていて、まるでうっすらと発光しているようにも見えます。
またシソ科の植物らしい特徴として、葉っぱからはハーブに似た芳香を放ち、少し葉っぱに触れただけで辺りにさわやかな香りが広がります。
幹は多肉植物としては細いのですが、小株のころからよく分岐し、潅木状に成長していきます。
この株もisla del pescadoに来たときは、ヒョロヒョロとした小さな枝のような姿でしたが、たった2年と少しでここまでの大きさに成長しました。
情報が少なく、多肉植物的な要素も少ないためか、育てている人もあまりいないマイナー種です。
しかし葉っぱの美しさと香りは素晴らしいので違った角度から多肉植物を楽しみたい人におすすめの種です。
【科・属】
Lamiaceae Plectranthus
シソ科プレクトランサス属
【原産地】
イエメン - ソコトラ島
【置き場所】
一年を通して明るい場所で管理します。
プレクトランサス・ソコトラナムは日光が不足すると枝が徒長してしまい、だらしない姿になってしまいます。
ただし、真夏の直射日光などに長時間当たると葉が焼けてしまうこともあります。その場合は若干遮光するか、直射日光に当たる時間を減らす等しましょう。
また、風通しが悪いと主幹も伸びやすくなります。
硬く締まった株に育てるためにも風通しには注意しましょう。
【水やり】
成長期の夏は土が乾いてからたっぷりと水やりします。
梅雨時期など、空中湿度の高い時期に長時間土が湿ったままだと根腐れしてしまいますので注意しましょう。
あまり頻繁に水を与えると枝が細長く伸びてしまうことがありますので、丈の詰まった丸い株にしたい場合は水やりの回数はやや控えめにします。
その場合、成長は遅くなりますので、樹形を見ながら程よい間隔で水やりしましょう。
秋に入り、涼しくなってきたら徐々に水やりの回数と量を減らし、葉が落ち始めた頃から春までは断水気味に管理します。ただし、プレクトランサス・ソコトラナムは一般的な多肉植物に比べて水切れに弱いため、休眠中でも細根が枯れないよう、ごく少量の水を与えましょう。
春になり芽吹きだした際は、いきなり沢山水やりせず、少しづつ水やりの回数と量を増やしていきます。
【肥料】
成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。
【適温】
プレクトランサス・ソコトラナムは寒さに弱いため、冬は暖かい場所で管理します。
日中は日光のよく当たる場所で管理し、鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。