isla del pescado-手織りテキスタイル-ヨガマット-多肉植物-販売

Othonna protecta

オトンナ・プロテクタ

Othonna protecta オトンナ・プロテクタ

髭を生やした竜のような株姿

Othonna protecta オトンナ・プロテクタ image_1 Othonna protecta オトンナ・プロテクタ image_2 Othonna protecta オトンナ・プロテクタ image_3 Othonna protecta オトンナ・プロテクタ image_4 Othonna protecta オトンナ・プロテクタ image_5
成されたコンパクトな株姿が魅力のキク科塊根種、“オトンナ・プロテクタ”です。


南アフリカとナミビアの国境に広がる乾燥高原地帯、ナマクアランド(Namaqualand)が原産。
岩の露出した砂利混じりの荒野に自生しています。

種小名の 'protecta' は、ラテン語の 'protectio'(保護された)に由来しています。
おそらくですが、オトンナ・プロテクタの丈夫そうな表皮から命名されたのではないか?と思います。

塊根から枝を伸ばすキク科の塊根植物で、枝を含めても高さ20-30cmほどにしかならない小型種。

株元には半分地面に埋まるような円筒状の塊根を持っており、そこから複雑に絡み合うように枝を伸ばします。
塊根や枝の表皮はうっすらと緑色を帯びたサンドカラーで、枝はねじれるようにして伸びていきます。

枝のところどころからは、根元が赤く染まった灰緑色をした円筒状の葉をひょろっと伸ばします。
枯れた味わいのある幹や枝に対して、葉っぱは多肉質でむちっとしており、そのアンバランスさが魅力です。

成長期も盛りになると、多くのオトンナ属と同じく、小さな黄色いキクに似た花を咲かせます。

小さいながらも古木感を持った天然の小型盆栽ともいえる本種は、寒い時期に寂しくなりがちな栽培所に彩りを与えれくれます。


【科・属】

Compositae Othonna
キク科オトンナ属

【原産地】

南アフリカ、ナミビア - ナマクアランド(Namaqualand)一帯

【置き場所】

成長期である秋から春にかけては、直射日光のあたる明るい場所で管理します。
日光が不足すると枝や葉が徒長しやすくなります。

雪が常に降り積もっているような厳冬地を除いて屋外でも管理可能ですが、その際は雨や雪が直接かからない場所で管理しましょう。
また冷たい風が常に当たる場所だと、いくら冬型とはいえ葉が枯れ込んだり落ちる場合がありますので注意しましょう。

休眠期である夏は少し遮光をして、風通しの良い涼しい場所で管理します。

【水やり】

成長期の春と秋は土が完全に乾いてから水やりします。
その際は天気の良い日に水やりするようにしましょう。

オトンナ・プロテクタは極度の乾燥地帯に自生しています。
徒長させないように水やりはやや辛めにしましょう。

春から初夏にかけて葉が落ち始めたころから徐々に水を控え、夏は断水気味に管理します。

ただし休眠中も月に数回、霧吹きなどで株と用土と軽く湿らせると、細根の枯死が防げ、秋以降の立ち上がりが良くなる場合があります。
その場合は涼しい日の夜間にごく少量のみ水を与え、朝までにはほぼ乾いている程度にしましょう。

オトンナ・プロテクタは涼しくなってくると徐々に葉が芽吹きだしてきますので、その頃から少しづつ水やりを開始します。
その際もいきなりたくさん水をあげると腐りやすいので、水やりは少しづつ開始します。

【肥料】

成長期の初秋や春に数度、微量元素が不足しない程度に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

オトンナ・プロテクタは涼しい季節に成長する植物のため、寒さには強いほうです。
夏の蒸し暑さに気をつけ、暑い季節は涼しい場所で管理しましょう。