Jatropha podagrica
サンゴ油桐
真っ赤な花を咲かせたサンゴ油桐
ヤトロファ属の代表種、“ヤトロファ・ポダグリカ”です。
Euphorbiaceae Jatropha
トウダイグサ科ヤトロファ属
中南米一帯
一年を通して直射日光のよくあたる場所で管理します。
日光が不足すると枝や茎が徒長してしまい、だらしない姿になってしまいます。
また花も咲きづらくなりますので、日当たりには注意しましょう。
また、暗い環境で長期間管理すると腐敗しやすくもなります。硬く締まった株に育てるためにも日当たりには注意しましょう。
成長期の夏は土が乾いてからたっぷりと水やりします。
秋に入り、涼しくなってきたら徐々に水やりの回数と量を減らし、葉が落ち始めた頃から春まで完全に断水します。
ヤトロファ・ポダグリカは寒さに弱いため、寒い時期に水やりすると簡単に腐ってしまいます。
春になり芽吹きだした際は、いきなり沢山水やりせず、少しづつ水やりの回数と量を増やしていきます。
成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。
ヤトロファ・ポダグリカは、寒さに弱いので冬は暖かい場所で管理します。
ですが、一般的に言われているほど寒さに弱いという印象はありません。
日光によく当て、完全に断水すればそこそこの気温に耐えられます。
いずれにせよ休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。
中南米を中心とした熱帯アメリカが原産だが、現在はアフリカからアジアまでの世界中の熱帯地域に自生しています。
自生地では木の生い茂る森林地帯や、ジャングルの下草に紛れて育ちます。
種小名の 'podagrica' は“ふくれた脚”という意味があり、ラテン語の 'poda'(脚)+ 'gouty'(通風のように腫れた)の合成語です。
日本では“サンゴ油桐”(珊瑚油桐)という和名で親しまれています。
種小名どおり膨らんだ幹をもったトウダイグサ科の塊根植物で、成熟した株になると1mほどの高さにまで成長します。
一般的にはトックリ状の形をした幹を持っており、表皮はスベスベとした質感をしています。
成長点付近にはトゲが密集しますが、やがて抜け落ちまばらに残る程度になります。
暖かい季節になるとヤツデの葉のような大きな葉を展開し、ダイナミックな見ごたえのある姿になります。
ヤトロファ・ポダグリカの最大の魅力は和名の“サンゴ”にも表れているとおり、真っ赤な珊瑚のような花を咲かせるところ。
気温が高い時期は常に花を咲かせ、長い間楽しむことができます。
ちなみに英名では 'Budda's Belly'(仏陀の腹)と呼ばれており、幹の膨らみを仏様のでっぷりした腹に見立ててそう呼ばれているそうです。
【科・属】
Euphorbiaceae Jatropha
トウダイグサ科ヤトロファ属
【原産地】
中南米一帯
【置き場所】
一年を通して直射日光のよくあたる場所で管理します。
日光が不足すると枝や茎が徒長してしまい、だらしない姿になってしまいます。
また花も咲きづらくなりますので、日当たりには注意しましょう。
また、暗い環境で長期間管理すると腐敗しやすくもなります。硬く締まった株に育てるためにも日当たりには注意しましょう。
【水やり】
成長期の夏は土が乾いてからたっぷりと水やりします。
秋に入り、涼しくなってきたら徐々に水やりの回数と量を減らし、葉が落ち始めた頃から春まで完全に断水します。
ヤトロファ・ポダグリカは寒さに弱いため、寒い時期に水やりすると簡単に腐ってしまいます。
春になり芽吹きだした際は、いきなり沢山水やりせず、少しづつ水やりの回数と量を増やしていきます。
【肥料】
成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。
【適温】
ヤトロファ・ポダグリカは、寒さに弱いので冬は暖かい場所で管理します。
ですが、一般的に言われているほど寒さに弱いという印象はありません。
日光によく当て、完全に断水すればそこそこの気温に耐えられます。
いずれにせよ休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。