Jatropha cordata
ヤトロファ・コルダータ
トウダイグサ科の灌木植物、ヤトロファ・コルダータ
トウダイグサ科の灌木植物、“ヤトロファ・コルダータ”です。
Euphorbiaceae Jatropha
トウダイグサ科ナンヨウアブラギリ属
メキシコ - バハ・カリフォルニア州、およびシナロア州からハリスコ州
年間を通して直射日光のあたる場所で管理します。
ヤトロファ・コルダータは直射日光が不足すると枝が徒長してしまい、細長い貧弱な株になってしまいます。
また、丈の詰まった株に育てるためにも風通しの良い場所で管理しましょう。
成長期の夏は土が乾いたらたっぷりと水やりします。
ただし、ヤトロファ・コルダータはあまり水やりの頻度が多すぎると細い枝が徒長しやすくなりますので、
一般的な夏型コーデックスよりは控えめにしたほうが丈の詰まった良い株に育つようです。
秋に入り涼しくなってきたら徐々に水やりの回数と量を減らし、葉が落ち始めた頃から春までは完全に断水します。
春になると葉が徐々に展開し始めますが、いきなり沢山水やりせず、少しづつ水やりの回数と量を増やしていきます。
梅雨が明けるまでは、土が完全に乾いて数日おいてから天気の良い日に水やりするようにします。
成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、緩効性化成肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。
ヤトロファ・コルダータは寒さに強く、一時的なら0度近くまでの気温に耐えることができます。
ただし、寒さに当てる場合は日中になるべく長時間直射日光に当てましょう。
小さな株や、風の当たる場所は寒さで枯れてしまうこともあるので温室や室内で管理します。
その際も日光がよく当たれば加温する必要はありません。
また、休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。
メキシコ - カリフォルニア湾を挟んだ両サイドの地域、バハ・カリフォルニア半島のバハ・カリフォルニア州、対岸のシナロア州からハリスコ州にかけてが原産です。
海岸線にかけて点在する有刺低木林や、低山の麓などに自生しています。
種小名の 'cordata' は“心臓形の”という意味があり、ラテン語の 'cordi'(心臓)の形容詞化です。
樹木に近い灌木状のトウダイグサ科の植物です。
成熟した株は最大で10mほどの高さに成長します。
成木は株立ちした砂漠の灌木といった姿ですが、株が小さいうちは幹が太りやすく、盆栽のように栽培されることがあります。
栽培環境下においてもたくさんの用土や水、肥料を与えると、どんどん上に伸び、あまり面白味のない姿となってしまうため、成長を抑制しながら剪定を繰り返し盆栽のように栽培することをお勧めします。
株が小さいうちは灰色の表皮に覆われていますが、成長に伴い表皮は黄褐色から黄金色に変化し、紙のように剥がれ落ちていきます。
そのため同じような地域に自生し、樹皮の質感や特徴の似たブルセラ属と混合されることが多いようです。
幹からは細い枝を上に向かって複数伸ばし、ハート型の葉を展開します。
“心臓形の”という意味を持つ種小名は、この葉の特徴から命名されました。
大株にならないと開花しないとのことですので花は未見ですが、花弁の小さいピンクがかった白っぽい花を咲かせるようです。
【科・属】
Euphorbiaceae Jatropha
トウダイグサ科ナンヨウアブラギリ属
【原産地】
メキシコ - バハ・カリフォルニア州、およびシナロア州からハリスコ州
【置き場所】
年間を通して直射日光のあたる場所で管理します。
ヤトロファ・コルダータは直射日光が不足すると枝が徒長してしまい、細長い貧弱な株になってしまいます。
また、丈の詰まった株に育てるためにも風通しの良い場所で管理しましょう。
【水やり】
成長期の夏は土が乾いたらたっぷりと水やりします。
ただし、ヤトロファ・コルダータはあまり水やりの頻度が多すぎると細い枝が徒長しやすくなりますので、
一般的な夏型コーデックスよりは控えめにしたほうが丈の詰まった良い株に育つようです。
秋に入り涼しくなってきたら徐々に水やりの回数と量を減らし、葉が落ち始めた頃から春までは完全に断水します。
春になると葉が徐々に展開し始めますが、いきなり沢山水やりせず、少しづつ水やりの回数と量を増やしていきます。
梅雨が明けるまでは、土が完全に乾いて数日おいてから天気の良い日に水やりするようにします。
【肥料】
成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、緩効性化成肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。
【適温】
ヤトロファ・コルダータは寒さに強く、一時的なら0度近くまでの気温に耐えることができます。
ただし、寒さに当てる場合は日中になるべく長時間直射日光に当てましょう。
小さな株や、風の当たる場所は寒さで枯れてしまうこともあるので温室や室内で管理します。
その際も日光がよく当たれば加温する必要はありません。
また、休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。