Dorstenia barnimiana
ドルステニア・バルミニアナ
地中性のクワ科コーデックスプランツ、ドルステニア・バルミニアナ
地中性のクワ科コーデックスプランツ、“ドルステニア・バルミニアナ”です。
Moraceae Dorstenia
クワ科ドルステニア属
中央アフリカから東アフリカ北部にかけて
ドルステニア・バルミニアナは基本的に明るい場所を好みます。休眠から目覚め、葉を展開し始める春の成長期は日光のよく当たる場所で管理します。
ただし、あまり日光が強すぎると葉が赤く焼けてしまう場合がありますので、適度に遮光した環境で管理しましょう。
また、ドルステニア・バルミニアナの塊茎は本来地面に埋まった状態で自生しています。
活着した株なら塊茎を露出させて栽培しても問題ありませんが、根が出る前の株や弱った株は塊茎はやや埋め気味にしてしばらく管理しましょう。
成長期の夏は土が乾いたらたっぷりと水やりします。
ドルステニア・バルミニアナは成長期は水を好むため、勢いよく成長している時期は常に水を与えても問題ありません。
成長期間中は長期間断水しないように注意しましょう。
秋に入り、涼しくなってきたら徐々に水やりの回数と量を減らし、葉が落ち始めた頃から春まで断水気味に管理します。
ただし、休眠期も長期間断水すると細根が枯れてしまい、株にダメージが残ってしまいます。
休眠期間中も月に数度、天気の良い暖かい日にごく少量の水やりをし、細根の枯死を防ぐようにしましょう。
春に芽吹き出した際は、いきなり沢山水やりせず、少しづつ水やりの回数と量を増やしていきます。
成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、緩効性の化成肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。
ドルステニア・バルミニアナは寒さにとても弱いので冬は暖かいところで管理します。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。
中央アフリカから東アフリカ北部にかけての広い範囲が原産です。
標高2,000mまでの範囲のサバンナや、岩の多い平原に自生しています。
種小名の 'barnimiana' は、19世紀にアフリカを探検したドイツ人探検家、アーダルベルト・フォン・バルニム氏(Adalbert von Barnim)に由来しています。
地中に塊茎を持つ非常に小さな小型種で、塊茎は最大で直径7cmほどの大きさにしか成長しません。
潰れた饅頭のような形状をした塊茎は扁平で、塊茎のところどころから不規則に成長点を膨らませます。
成長期になるとコブ状に膨らんだ成長点から大きな葉を展開します。
葉は楕円形から心形で濃いグリーンをしていますが、新芽が展開し始めたころは銅色がかった鈍い緑色をしています。
葉のフチは不規則な緩い鋸歯状になっています。
茎は短く、葉は地表に張り付くように生えますが、塊茎を露出させて育てている場合は塊茎を覆うように展開してきます。
充実した株は成長期に7-15cmほどの長い花茎を伸ばし、ドルステニア属特有の奇妙な花を咲かせます。
花は細長いヒトデのような独特の形状で、本種の大きな特徴の一つです。
【科・属】
Moraceae Dorstenia
クワ科ドルステニア属
【原産地】
中央アフリカから東アフリカ北部にかけて
【置き場所】
ドルステニア・バルミニアナは基本的に明るい場所を好みます。休眠から目覚め、葉を展開し始める春の成長期は日光のよく当たる場所で管理します。
ただし、あまり日光が強すぎると葉が赤く焼けてしまう場合がありますので、適度に遮光した環境で管理しましょう。
また、ドルステニア・バルミニアナの塊茎は本来地面に埋まった状態で自生しています。
活着した株なら塊茎を露出させて栽培しても問題ありませんが、根が出る前の株や弱った株は塊茎はやや埋め気味にしてしばらく管理しましょう。
【水やり】
成長期の夏は土が乾いたらたっぷりと水やりします。
ドルステニア・バルミニアナは成長期は水を好むため、勢いよく成長している時期は常に水を与えても問題ありません。
成長期間中は長期間断水しないように注意しましょう。
秋に入り、涼しくなってきたら徐々に水やりの回数と量を減らし、葉が落ち始めた頃から春まで断水気味に管理します。
ただし、休眠期も長期間断水すると細根が枯れてしまい、株にダメージが残ってしまいます。
休眠期間中も月に数度、天気の良い暖かい日にごく少量の水やりをし、細根の枯死を防ぐようにしましょう。
春に芽吹き出した際は、いきなり沢山水やりせず、少しづつ水やりの回数と量を増やしていきます。
【肥料】
成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、緩効性の化成肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。
【適温】
ドルステニア・バルミニアナは寒さにとても弱いので冬は暖かいところで管理します。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。