Coccinia mildbraedii
コッキニア・ミルドブラエディ
赤茶小麦肌
がっちりした塊根の魅力種、“コッキニア・ミルドブラエディ”です。
Cucurbitaceae Coccinia
ウリ科コッキニア属
コンゴ、ルワンダ、マラウィ、タンザニア
コッキニア・ミルドブラエディは基本的に明るい場所を好みますが、明るい日陰でも栽培することは可能です。
休眠から目覚め葉を展開し始める春は、日光のよく当たる場所で栽培し成長を促進させます。
真夏の直射日光下では葉や茎が焼けてしまう場合があります。適度に遮光した環境で栽培しましょう。
日差しが弱くなる秋から春にかけてはよく太陽にあてると耐寒性も増します。
成長期の夏は土が乾いたらたっぷりと水やりします。
コッキニア・ミルドブラエディは勢いよく成長している時期は、毎日水を与えても問題ありません。
成長期間中は長期間断水しないように注意しましょう。
秋に入り、涼しくなってきたら徐々に水やりの回数と量を減らし、葉が落ち始めた頃から春まで完全に断水します。
春に芽吹き出した際は、いきなり沢山水やりせず、少しづつ水やりの回数と量を増やしていきます。
成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。
コッキニア・ミルドブラエディは寒さに弱いため、冬は暖かいところで管理します。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。
アフリカ中東部、コンゴ、ルワンダ、マラウィ、タンザニアが原産です。
標高1,700-2,000mほどの熱帯雨林の中に自生しているウリ科のコーデックスプランツです。
種小名の 'mildbraedii' は、ドイツの種子植物専門の植物学者、ヨハネス・ミルドブリード博士(Dr.Johannes Mildbraed)の名をとって命名されました。
自生地では塊根は半分地面に埋まった状態で自生しており、塊根の直径は20-30cmにもなるそうです。
魅力はなんといっても赤茶色のゴツイ肌と、緑の葉とのコントラストです。
ゴツゴツとした肌は硬く締まった岩のような質感で、そこから生える鮮やかな緑のツルと葉の組み合わせがたまりません。
塊根の頂点から伸びるツルは、大きな株だと10m近い長さまで伸びることもあるそうです。
太いツルのところどころから巻きヒゲを伸ばし、色々なものに絡みつきながら伸びていきます。
ツルからは逆三角形をした深い切れ込みの葉を出します。いかにもウリ科らしい元気な葉っぱです。
成長期もピークになると、レモンイエローの小さな黄色い花を咲かせます。
うまく受粉すると赤橙色をした、細長い果実を付けるそうですが、残念なことに気候が合わないのか?日本ではなかなか結実してくれません。
コッキニア・ミルドブラエディは勢いのある成長が楽しめる、お勧めの塊根植物です。
【科・属】
Cucurbitaceae Coccinia
ウリ科コッキニア属
【原産地】
コンゴ、ルワンダ、マラウィ、タンザニア
【置き場所】
コッキニア・ミルドブラエディは基本的に明るい場所を好みますが、明るい日陰でも栽培することは可能です。
休眠から目覚め葉を展開し始める春は、日光のよく当たる場所で栽培し成長を促進させます。
真夏の直射日光下では葉や茎が焼けてしまう場合があります。適度に遮光した環境で栽培しましょう。
日差しが弱くなる秋から春にかけてはよく太陽にあてると耐寒性も増します。
【水やり】
成長期の夏は土が乾いたらたっぷりと水やりします。
コッキニア・ミルドブラエディは勢いよく成長している時期は、毎日水を与えても問題ありません。
成長期間中は長期間断水しないように注意しましょう。
秋に入り、涼しくなってきたら徐々に水やりの回数と量を減らし、葉が落ち始めた頃から春まで完全に断水します。
春に芽吹き出した際は、いきなり沢山水やりせず、少しづつ水やりの回数と量を増やしていきます。
【肥料】
成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。
【適温】
コッキニア・ミルドブラエディは寒さに弱いため、冬は暖かいところで管理します。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。