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Boswellia dioscoridis

ボスウェリア・ディオスコリディス

Boswellia dioscoridis ボスウェリア・ディオスコリディス

ソコトラ島の希少種、ボスウェリア・ディオスコリディス

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少なカンラン科コーデックスプランツ、“ボスウェリア・ディオスコリディス”です。


独自の生態系を擁するインド洋上の神秘の島、イエメンのソコトラ島のみに自生しています。
島の南部から東部にかけて、標高200-700m程度の半脱落性森林地帯や切り立った崖などに自生しています。

種小名の 'ディオスコリディス' は、古代ギリシャに活躍した医者であも植物学者、ペダニウス・ディオスコリデス(Pedanios Dioscorides)の名をとって命名されました。

2001年に新種として記載されたカンラン科の低木で、最大で2-3mほどの大きさに成長します。

成長すると細長いボトルのような形状の幹となり、幹の下部はやや膨れています。
幹の表面はボコボコとした凹凸のある表皮で覆われていて、小さな株でも風情のある雰囲気を持っています。

ボスウェリア・ディオスコリディの一番の魅力は美しい葉にあります。
表面にうっすら白く粉吹いた葉は、紫がかったパープルグリーンの地色と相まって絶妙な色合いを見せてくれます。
また、小さな楕円形の葉のフチはギザギザとノコギリのように小さく切れ込んでいます。

カンラン科の植物は乳香の原料とされているだけあり、ボスウェリア・ディオスコリディスの樹液もほんのりと良い香りがします。

成長は極めて緩慢で、自生地に存在するような2mを超える株になるには、おそらく数百年は必要ではないでしょうか?
その成長の遅さを逆手にとって、盆栽のように末長く楽しんでください。


【科・属】

Burseraceae Boswellia
カンラン科ボスウェリア属

【原産地】

イエメン - ソコトラ島

【置き場所】

一年を通して日光のあたる明るい場所で管理します。

ボスウェリア・ディオスコリディスは日光が不足すると枝や茎が徒長してしまい、細長い貧弱な株になってしまいます。
丈の詰まった株に育てるためにも風通しの良い場所で管理しましょう。

【水やり】

成長期の夏は用土が完全に乾燥する前にたっぷりと水やりします。
ただし、ボスウェリア・ディオスコリディスはあまり水やりの頻度が多すぎると細い枝が徒長しやすくなる傾向があります。
また成長は遅くなりますが、水やりは辛めのほうが主幹の軸部が太りやすい傾向があります。

秋に入り涼しくなってきたら徐々に水やりの回数と量を減らし、葉が落ち始めた頃から春までは基本的に断水管理します。

ただし休眠中も月に数回、軽く用土を湿らせると細かい根が完全に枯死することが防げ、翌春以降の立ち上がりが良い場合があります。
寒い時期に水やりする場合は好天の続く気温が高い日を狙って午前中にごく少量の水やりし、気温の下がる夜間までにはほぼ乾いている程度にしましょう。

春になると葉が徐々に展開し始めますが、いきなり沢山水やりせず、少しづつ水やりの回数と量を増やしていきましょう。

【肥料】

成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

ボスウェリア・ディオスコリディスは寒さに非常に弱いため、冬は暖かい場所で管理します。
また、休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。