Adenium arabicum
アデニウム・アラビクム
美しい花が特徴の大人気コーデックス、アデニウム・アラビクム
美しい花が特徴の大人気コーデックス、“アデニウム・アラビクム”です。
Apocynaceae Adenium
キョウチクトウ科アデニウム属
アラビア半島 - 紅海・インド洋沿岸地方
年間を通して日光のよくあたる場所で管理します。
アデニウムの仲間を栽培する上で日光はとても重要な要素で、日光が不足すると幹や枝が徒長してしまい軟弱な株になってしまいます。
日光不足の状態で長時間栽培すると根腐れを起こしたり、株の内部から腐敗しやすくなります。
またアデニウムの栽培では風通しも重要です。
風通しの悪い場所ではカイガラムシ等の害虫や病気が発生しやすくなります。
硬く締まった株に育てるためにも日当たりや風通しには特に注意しましょう。
新芽の展開が始まって以降の春から初秋にかけては用土が完全に乾燥する前にたっぷりと水やりします。
アデニウム・アラビクムは成長期は水を好むため、水切れしないよう注意してください。
初夏から初秋にかけては日光のよく当たる屋外で雨ざらしで育てるとガッチリした株に育ちます。
秋に入り、涼しくなってきたら徐々に水やりの回数と量を減らし、葉が落ち始めた頃から春まで断水気味に管理します。
休眠中の冬もある程度の温度や日光が確保できる環境の場合、月に数度ごく少量の水やりで細根の枯死を防ぐと翌春以降の立ち上がりが良くなります。
冬に水を与える場合は、暖かく天気の良い好天が続く日を狙い、午前中に用土をほんの少しだけ湿らす程度水やりし、気温が下がる夜にはほぼ乾いている程度にしましょう。
春になり芽吹きだした際は、いきなり沢山水やりせず、少しづつ水やりの回数と量を増やしていきます。
成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、緩効性の化成肥料を混ぜ込んでおくことも有効です。
アデニウム・アラビクムは寒さにとても弱いので冬は暖かいところで管理します。
葉を落とした後の休眠期も、硬い表皮の下の葉緑素で光合成を行って寒さに対する体力を静かにつけています。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。
アラビア半島南部、サウジアラビアやイエメンの紅海やインド洋の沿岸が原産で、乾燥した荒れ地の岩や砂礫の上に自生しています。
種小名の 'arabicum' は、原産地である“アラビアの”という意味があります。
どっしりとした塊根から無数に伸びた枝が特徴の塊根植物で、塊根植物のお手本のような見た目をしています。
“砂漠の薔薇”の和名で有名な 'Adenium obesum'(アデニウム・オベスム) と似ていますが、アラビクムのほうが塊根が低く横に広がりやすいのが特徴です。
ですが、花の色や花弁の形もとても似ているうえに、数えきれないほどの園芸品種がタイなどで作出されているため、アラビクムならではの特徴を明確に述べるのが難しい種でもあります。
塊根だけでも大きな魅力のあるアラビクムですが、最大の特徴はなんといってもその美しい花です。
くっきりとしたピンク色のとても鮮やかな花を咲かせてくれます。
花は休眠開けの葉が生えてくる春ごろに咲くことが多いのですが、まれに葉が繁っている時期に咲くこともあります。
近年ではアデニウム・アラビクムは基準標本となった株がアラビア半島で採取されたために 'Adenium arabicum'という学名が与えられたのですが、実際はアフリカ半島に広く自生しているアデニウム・オベスムの産地違いや亜種であるという説が強く、そのうち 'Adenium obesum ssp. arabicum' という学名になるかもしれません。
【科・属】
Apocynaceae Adenium
キョウチクトウ科アデニウム属
【原産地】
アラビア半島 - 紅海・インド洋沿岸地方
【置き場所】
年間を通して日光のよくあたる場所で管理します。
アデニウムの仲間を栽培する上で日光はとても重要な要素で、日光が不足すると幹や枝が徒長してしまい軟弱な株になってしまいます。
日光不足の状態で長時間栽培すると根腐れを起こしたり、株の内部から腐敗しやすくなります。
またアデニウムの栽培では風通しも重要です。
風通しの悪い場所ではカイガラムシ等の害虫や病気が発生しやすくなります。
硬く締まった株に育てるためにも日当たりや風通しには特に注意しましょう。
【水やり】
新芽の展開が始まって以降の春から初秋にかけては用土が完全に乾燥する前にたっぷりと水やりします。
アデニウム・アラビクムは成長期は水を好むため、水切れしないよう注意してください。
初夏から初秋にかけては日光のよく当たる屋外で雨ざらしで育てるとガッチリした株に育ちます。
秋に入り、涼しくなってきたら徐々に水やりの回数と量を減らし、葉が落ち始めた頃から春まで断水気味に管理します。
休眠中の冬もある程度の温度や日光が確保できる環境の場合、月に数度ごく少量の水やりで細根の枯死を防ぐと翌春以降の立ち上がりが良くなります。
冬に水を与える場合は、暖かく天気の良い好天が続く日を狙い、午前中に用土をほんの少しだけ湿らす程度水やりし、気温が下がる夜にはほぼ乾いている程度にしましょう。
春になり芽吹きだした際は、いきなり沢山水やりせず、少しづつ水やりの回数と量を増やしていきます。
【肥料】
成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、緩効性の化成肥料を混ぜ込んでおくことも有効です。
【適温】
アデニウム・アラビクムは寒さにとても弱いので冬は暖かいところで管理します。
葉を落とした後の休眠期も、硬い表皮の下の葉緑素で光合成を行って寒さに対する体力を静かにつけています。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。