Adenia keramanthus
アデニア・ケラマンサス
ぷりっとした葉っぱを伸ばしたアデニア・ケラマンサス
アデニア属のマイナー種、“アデニア・ケラマンサス”です。
Passifloraceae Adenia
トケイソウ科アデニア属
ケニア、タンザニア、ソマリア
一年を通して直射日光のよくあたる場所で管理します。
日光が不足すると枝や茎が徒長してしまい、だらしない姿になってしまいます。
特にアデニア・ケラマンサスは直射日光が不足すると楯に長く徒長して伸びてしまい、葉の色も薄くなり軟弱な株になってしまいます。
硬く締まった株に育てるためにも日当たりには注意しましょう。
成長期の夏は土が乾いたらたっぷりと水やりします。
秋に入り、涼しくなってきたら徐々に水やりの回数と量を減らし、葉が落ち始めた頃から春まで完全に断水します。
春になり芽吹きだした際は、いきなり沢山水やりせず、少しづつ水やりの回数と量を増やしていきます。
成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。
アデニア・ケラマンサスは寒さにとても弱いので冬は暖かいところで管理します。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。
ケニア、タンザニア、ソマリアの一部に自生するトケイソウ科の植物で、乾燥した草原や灌木の間に自生しています。
種小名の 'keramanthus' は、ギリシャ語の 'keramion'(壺)+ 'anthos'(花)の合成語で、“壺状の花の”という意味があります。
塊根植物というよりは根よりも幹が太く育つ特徴がある塊茎植物に近い仲間で、太い幹は成熟した株になると1mほどの高さに成長します。
幹からは短い枝を出し、その先に長卵型の明るいグリーンの葉を出します。
種小名のとおり、花は小さなツボ状の花を咲かせますが、多くのアデニア属同様に雌雄異株なので雄木、雌木がいないと結実はしません。なんとも残念な所です。
原産地では有用な植物として利用されているらしく、茎を擦り潰して梅毒の薬と利用したり、葉や根っこは毒蛇に噛まれた際の塗り薬としても使われているそう。
アデニアといえばどっしり、ぽっこりした種が多いのですが、本種のようにミニチュアの樹木のようになる面白い種もいます。
【科・属】
Passifloraceae Adenia
トケイソウ科アデニア属
【原産地】
ケニア、タンザニア、ソマリア
【置き場所】
一年を通して直射日光のよくあたる場所で管理します。
日光が不足すると枝や茎が徒長してしまい、だらしない姿になってしまいます。
特にアデニア・ケラマンサスは直射日光が不足すると楯に長く徒長して伸びてしまい、葉の色も薄くなり軟弱な株になってしまいます。
硬く締まった株に育てるためにも日当たりには注意しましょう。
【水やり】
成長期の夏は土が乾いたらたっぷりと水やりします。
秋に入り、涼しくなってきたら徐々に水やりの回数と量を減らし、葉が落ち始めた頃から春まで完全に断水します。
春になり芽吹きだした際は、いきなり沢山水やりせず、少しづつ水やりの回数と量を増やしていきます。
【肥料】
成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。
【適温】
アデニア・ケラマンサスは寒さにとても弱いので冬は暖かいところで管理します。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。