Rebutia heliosa
紅宝山
満開!
アンデスの高所に自生する小型サボテン、“レブティア・ヘリオーサ”です。
Cactaceae Rebutia
サボテン科レブティア属
ボリビア - タリジャ州
標高の高い涼しい気候に自生するレブティア・ヘリオーサは蒸し暑さに弱いので、夏は風通しの良い涼しい場所で管理します。
温室内や室内で管理する場合は小型のソーラー扇風機等で風を送ってあげると効果的です。
真夏の直射日光では焼けてしまう事がありますので、適度に遮光し涼しさを確保しましょう。
秋から春は直射日光のよく当たる日当たりの良い場所で管理します。
春と秋の涼しい季節に成長します。成長期は土が乾いてから天気の良い日に水やりしましょう。
ただし、レブティア・ヘリオーサは若干根腐れしやすいところがあるので、水やりはやや少なめにします。
また、レブティア・ヘリオーサは夏の蒸し暑さに弱いため、真夏の水遣りは涼しい夕方以降に少しだけ水やりする程度にしましょう。
冬は暖かくなるまで断水気味に管理しますが、月に数回は暖かい日に根を軽く湿らす程度に水やりします。
成長期に微量元素が不足しない程度に、ごく薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。
寒さには比較的強く、冬は屋外でも日当たりの良い場所なら0度ぐらいまでなら問題なく越冬します。
寒さよりも夏の暑さや蒸れに気をつけましょう。
夏はとにかく風通しの良い涼しい場所で管理し、冬は日中よく日があたる場所で管理します。
ボリビア南部、タリジャ州の標高2,500-3,000m付近の涼しく、乾燥した地域に自生しています。
種小名の 'heliosa' はギリシャ語の“太陽”からきており、その名に恥じない濃いオレンジ色の花を咲かせます。
毎年春になると、地味な身体からは想像できない鮮やかなな花を咲かせてサボテンを知らない人を驚かせてくれるサボテンです。
花が咲いていない時期も魅力的なのがレブティア・ヘリオーサの良いところで、非常に小さいトゲを全身にまとっており、見た目は白いキノコのように見えます。
トゲの色は白く、アレオーレ(刺座)は茶色をしており、よく見ると緻密な螺旋模様を描いています。植物の造形美を強く感じ、やはり、自然界にはかなわないと思ってしまいます。この刺は触っても痛くなくてザラザラした手触りです。
有名種、'Epithelantha bokei'(小人の帽子)によく似ていますが、生息地している環境も属もまったく異なる種です。
ちなみに昔は 'Aylostera heliosa'(和名は“紅宝山”) と呼ばれていましたが、近年は“レブティア・ヘリオーサ”に統一されたようです。
高山種なので氷点下近い気温まで耐えることができますが、蒸し暑さには弱いので夏は涼しくすごさせましょう。
【科・属】
Cactaceae Rebutia
サボテン科レブティア属
【原産地】
ボリビア - タリジャ州
【置き場所】
標高の高い涼しい気候に自生するレブティア・ヘリオーサは蒸し暑さに弱いので、夏は風通しの良い涼しい場所で管理します。
温室内や室内で管理する場合は小型のソーラー扇風機等で風を送ってあげると効果的です。
真夏の直射日光では焼けてしまう事がありますので、適度に遮光し涼しさを確保しましょう。
秋から春は直射日光のよく当たる日当たりの良い場所で管理します。
【水やり】
春と秋の涼しい季節に成長します。成長期は土が乾いてから天気の良い日に水やりしましょう。
ただし、レブティア・ヘリオーサは若干根腐れしやすいところがあるので、水やりはやや少なめにします。
また、レブティア・ヘリオーサは夏の蒸し暑さに弱いため、真夏の水遣りは涼しい夕方以降に少しだけ水やりする程度にしましょう。
冬は暖かくなるまで断水気味に管理しますが、月に数回は暖かい日に根を軽く湿らす程度に水やりします。
【肥料】
成長期に微量元素が不足しない程度に、ごく薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。
【適温】
寒さには比較的強く、冬は屋外でも日当たりの良い場所なら0度ぐらいまでなら問題なく越冬します。
寒さよりも夏の暑さや蒸れに気をつけましょう。
夏はとにかく風通しの良い涼しい場所で管理し、冬は日中よく日があたる場所で管理します。