Miqueliopuntia miquelii
朝霧珊瑚
不思議な凹凸です
一属一種の珍種サボテン、“ミクエリオプンチア・ミクエリー”です。
Cactaceae Miqueliopuntia
サボテン科ミクエリオプンチア属
チリ - Copiapo(コピアポ)、Atacama Desert(アタカマ砂漠)
ミクエリオプンチア・ミクエリーは世界でも有数の乾燥地帯、アタカマ砂漠に自生しているため、乾燥した環境を好みます。
風通しの良い、涼しい場所で管理するようにしましょう。
また日光を好むので、年間を通して日当たりの良い場所で管理します。
日光に良く当てないと花芽が形成されないので、日当たりには注意します。
ただし、真冬に水を切っている際に長時間直射日光に当てると焼けてしまうことがあるので、その際は日光に当たる時間を調整したり、寒冷紗で遮光して管理します。
ミクエリオプンチア・ミクエリーは蒸れに弱いので、風が弱い日や湿度の高い梅雨時はは水やりを控えめにしましょう。
成長期である春から秋にかけては土が完全に乾いてから水やりします。
寒さが厳しくなる冬は水やりの量と回数を控えめにします。
ミクエリオプンチア・ミクエリーは花芽の形成にはある程度の乾燥した期間が必要なようなので、休眠中の水やりは細根が枯れない程度に最小限に控えます。
成長期に数度、ごく薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。
ミクエリオプンチア・ミクエリーはある程度の寒さに耐えることができるため、比較的温暖な地では屋外で越冬できます。
厳冬地は室内で管理した方が安全です。
気温差の激しい環境に自生しているのサボテンなので、常に暑い状況や寒すぎる状況は避けて管理しましょう。
南米の国、チリ北部のアタカマ州 - Copiapo(コピアポ) から、海岸まで達する極度の乾燥地帯であるアタカマ砂漠が原産のウチワサボテン亜科の植物。種小名の 'miguellii' はドイツの植物学者、フリードリッヒ A.W ミカエル博士(Dr. Friedrich A.W. Miquel)に由来しています。
一見よくいるウチワサボテンの仲間に見えるのですが、ミクエリオプンチア属に属する唯一の種という珍しいサボテンです。
長卵形から円筒形の茎をもっており、その茎には黄白色の鋭いトゲが生えています。
茎の先端から新たな新芽を形成し、ゆっくり数を増やしながら群生していきます。自生地では1m近い高さにまで成長することもあるとか。
茎は白色がかったエメラルドグリーンをしており、ウチワサボテンの仲間にしては珍しく爽やかな色合いを持っています。
ただし他のウチワサボテンの仲間と同様、細く小さく鋭い亡刺が刺座にみっしり生えているので取り扱いには注意しましょう。うっかりするとチクチクされます。
成長点近くに白からピンクの比較的大きな花を咲かせます。また、小さいながらも食用となる果実もできるそう。
“朝霧珊瑚”という、なんとも爽やかな和名があるのですが、、、現在はあまり人気がある種でもないので、あまり見かけることもない種です。
【科・属】
Cactaceae Miqueliopuntia
サボテン科ミクエリオプンチア属
【原産地】
チリ - Copiapo(コピアポ)、Atacama Desert(アタカマ砂漠)
【置き場所】
ミクエリオプンチア・ミクエリーは世界でも有数の乾燥地帯、アタカマ砂漠に自生しているため、乾燥した環境を好みます。
風通しの良い、涼しい場所で管理するようにしましょう。
また日光を好むので、年間を通して日当たりの良い場所で管理します。
日光に良く当てないと花芽が形成されないので、日当たりには注意します。
ただし、真冬に水を切っている際に長時間直射日光に当てると焼けてしまうことがあるので、その際は日光に当たる時間を調整したり、寒冷紗で遮光して管理します。
【水やり】
ミクエリオプンチア・ミクエリーは蒸れに弱いので、風が弱い日や湿度の高い梅雨時はは水やりを控えめにしましょう。
成長期である春から秋にかけては土が完全に乾いてから水やりします。
寒さが厳しくなる冬は水やりの量と回数を控えめにします。
ミクエリオプンチア・ミクエリーは花芽の形成にはある程度の乾燥した期間が必要なようなので、休眠中の水やりは細根が枯れない程度に最小限に控えます。
【肥料】
成長期に数度、ごく薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。
【適温】
ミクエリオプンチア・ミクエリーはある程度の寒さに耐えることができるため、比較的温暖な地では屋外で越冬できます。
厳冬地は室内で管理した方が安全です。
気温差の激しい環境に自生しているのサボテンなので、常に暑い状況や寒すぎる状況は避けて管理しましょう。