Mammillaria hahniana f. lanata
玉翁殿
フワフワの綿毛が特徴の玉翁殿
小動物のような見た目の毛長サボテン、“マミラリア・ハフニアナ f. ラナタ”です。
Cactaceae Mammillaria
サボテン科マミラリア属
メキシコ - グアナフアト州、タマウリパス州、ケレタロ州
成長期である春と秋は日光のよく当たる場所で管理します。
真夏の直射日光などが長時間あたると株が弱ることもあるので、その際は寒冷紗などで適度に遮光しましょう。
マミラリア・ハフニアナは高山性のサボテンのため、湿度の高い、蒸し暑い環境に弱いところがあります。
根腐れを防ぐためにも風通しの良い環境で涼しくすごさせましょう。
成長期である春と秋は土が乾いてから水やりします。
水やり頻度が多すぎると根腐れしやすいので、用土が乾いたことを確認してから水やりするようにしましょう。
なおマミラリア・ハフニアナは株の上から水をかけると特徴である長い毛が汚れてしまうこともあるので、水やりする際は株元に静かに与えるようにしましょう。
成長が止まる蒸し暑い夏は断水気味に管理し、涼しい夕方に軽く水やりする程度にします。
また、寒さが厳しくなる冬も水を控えめにします。
冬に水やりする際は天気の良い暖かい午前中にごく少しだけ潅水しましょう。
成長期に数度、ごく薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。
マミラリア・ハフニアナは高地に自生している為、かなりの寒さに耐えます。
寒さに晒す場合は断水気味に管理し、日中は適度な日光に当て体力を回復させるようにします。
高山性のサボテンなので、寒さよりも夏の蒸し暑さに注意しましょう。
メキシコ - グアナフアト州、タマウリパス州、ケレタロ州にまたがるメキシコ中央高原一帯が原産。
標高700-2,000mの落葉性の森林や、山裾の岩場などに自生しています。
品種名の 'lanata'は、ラテン語で“羊毛のような”という意味があります。
日本では“玉翁殿”という和名で比較的古くから親しまれています。
'Mammillaria hahniana'(玉翁)の品種(f.=formaの略)の一つで、基本種に比べて葉腋の腋から生える綿毛が長い点が特徴。
まるで小動物の様なフワフワの毛に覆われて、なんだか愛らしい姿のサボテンです。
淡い緑色をした球体をしていますが、全身にびっしりと生えた綿毛によって球体はほとんど見えません。
球体は10cmほどの大きさにまで育ち、あるていど成長すると株元から仔株を吹き、群生していきます。
毛の長さ以外は基本種とほとんど同じ特徴を持っており、冬になると紫がかった赤い花を球体の上部にぐるりを輪を描くように咲かせます。
ちなみにこの品種 'f. lanata' は、日本国内でのみ認識されている品種らしく、海外のマミラリアに特化したフォーラム上でも 'f. lanata' という品種は認識されていないようです。
なお玉翁殿の白く長い毛は汚れやすいので、気をつけましょう。
【科・属】
Cactaceae Mammillaria
サボテン科マミラリア属
【原産地】
メキシコ - グアナフアト州、タマウリパス州、ケレタロ州
【置き場所】
成長期である春と秋は日光のよく当たる場所で管理します。
真夏の直射日光などが長時間あたると株が弱ることもあるので、その際は寒冷紗などで適度に遮光しましょう。
マミラリア・ハフニアナは高山性のサボテンのため、湿度の高い、蒸し暑い環境に弱いところがあります。
根腐れを防ぐためにも風通しの良い環境で涼しくすごさせましょう。
【水やり】
成長期である春と秋は土が乾いてから水やりします。
水やり頻度が多すぎると根腐れしやすいので、用土が乾いたことを確認してから水やりするようにしましょう。
なおマミラリア・ハフニアナは株の上から水をかけると特徴である長い毛が汚れてしまうこともあるので、水やりする際は株元に静かに与えるようにしましょう。
成長が止まる蒸し暑い夏は断水気味に管理し、涼しい夕方に軽く水やりする程度にします。
また、寒さが厳しくなる冬も水を控えめにします。
冬に水やりする際は天気の良い暖かい午前中にごく少しだけ潅水しましょう。
【肥料】
成長期に数度、ごく薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。
【適温】
マミラリア・ハフニアナは高地に自生している為、かなりの寒さに耐えます。
寒さに晒す場合は断水気味に管理し、日中は適度な日光に当て体力を回復させるようにします。
高山性のサボテンなので、寒さよりも夏の蒸し暑さに注意しましょう。