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Leuchtenbergia principis

晃山

Leuchtenbergia principis 晃山

花火のようなシュワっとした晃山

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形のユニークサボテン、“レウクテンベルギア・プリンキピス”です。


メキシコ北部 - チワワ州からサン・ルイス・ポトシ州が原産で、半砂漠の草原のような場所に広く自生しています。

属名の 'Leuchtenbergia' は、ドイツの公爵王子でありアマチュアの植物学者、マキシミリアン・ジョセフ・オイゲン(Maximilian Joseph Eugen)の故郷 - ロイヒテンベルク(Leuchtenberg)にちなんで命名されました。
また、種小名の 'principis' は、ラテン語で“優秀な、立派な”という意味があります。

日本でも古くから知られた種で、“晃山”(または光山)という和名で知られています。

およそサボテンにはとても見えない独特の姿がレウクテンベルギア・プリンキピスの最大の特徴で、サボテンに詳しくない人が見たらアガベやアロエに見えてもおかしくない姿をしています。
実際、英名でも 'Agave Cactus' という名で呼ばれており、自生地でもアガベに混じって生えていることもあるそうです。

この長く伸びた肉厚の葉のような部分は、一般的なサボテンでいうところのコブの部分が進化した茎のようなもので、この種ならではのユニークな特徴と言えます。
分類的にも一属一種だけの種なので、まさにオンリーワンの特徴です。

長い茎の先端からは、紙のような、ヒゲのような形をしたトゲに値するものが生え、アガベや枯れ草に擬態しているとも考えられているそうです。

また、成長するにしたがってサボテンらしからぬ大きく太い幹のような塊根を形成します。
基本的に塊根は土の中に埋まっていますが、株が成熟するに従って少しづつ地上にせり出し幹立ちになってきます。

色々と規格外な特徴が多いサボテンですが、花に関しては黄色く大きなサボテンらしい花を咲かせます。

単幹で育つことが多いのですが、まれに分頭したり、塊根からたくさん仔吹いて群生するように成長することもあるようです。


【科・属】

Cactaceae Leuchtenbergia
サボテン科レウクテンベルギア属

【原産地】

メキシコ - チワワ州、サン・ルイス・ポトシ州

【置き場所】

一年を通して日当たりの良い明るい場所で管理します。
レウクテンベルギア・プリンキピスは株が小さい場合や、薄暗い環境で育った株を日光に長時間当てると日焼けすることもあるため、直射日光下で管理する場合は少しづつ日光に馴らしていきましょう。

また、硬く締まった株にするためにも風通しの良い場所で管理しましょう。

【水やり】

成長期である春から秋にかけては土が乾いたらたっぷりと水やりします。
成長期も用土が長時間湿った状態にするよりも、潅水と乾燥のメリハリをつけて水やりするようにします。

涼しくなるにつれ徐々に水やりを減らし、秋が深まった頃からは春までは細根が枯れない程度にごく少量の水やりをします。
冬に水やりする場合は、月に数度、天気の良い暖かい午前中に少しだけ水やりしましょう。

【肥料】

成長期にごく薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

レウクテンベルギア・プリンキピスの原産地は、冬期は気温が0度近くまで下がることもあるため、比較的寒さには強いほうです。
かなりの寒さまで耐えることはできますが、株が痛むこともあるのであまり寒さには当てない方が安全です。
夏の温室など、湿度の高い場所は高温に注意して管理しましょう。