Huernia pillansii
阿修羅
ひとでの様な花
小さく可愛らしい見た目のガガイモ、“フェルニア・ピランシー”です。
Asclepiadaceae Huernia
ガガイモ科フェルニア属
南アフリカ - 小カルー地帯
基本的に明るい場所で栽培します。
フェルニア・ピランシーは自生地ではブッシュの下などに自生しているため、直射日光が長時間当たる場合は日焼けしてしまうことがあります。
日光が強い場合は30%ほど遮光しましょう。
また、乾燥地帯に自生する植物ですので通気の悪い、蒸し暑い場所では突然腐ってしまうことがあります。
通風に気をつけ、風通しの良い場所で管理しましょう。
成長期の春と秋は土が乾いてからたっぷり水やりします。
暑い季節も若干成長しますが、突然腐死することもあるので水やりはやや控えめにします。
ただし、あまり長時間乾燥させると生育が悪くなってしまいますので、適度に水やりしましょう。
寒い時期は基本的に断水しますが、月に数回ごく少量の水やりをすると細根の枯死が防げます。
その際は天気の良い午前中に行い、夜までには完全に乾いている程度にしましょう。
休眠明けの春から徐々に水やりを再開します。その際はいきなりたくさん水やりせず、少しづつ量と回数を増やしていきます。
成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料を混ぜ込んでおいても良いと思います。
また、ガガイモの仲間はカイガラムシや根ジラミがとても発生しやすいので、粒状の薬剤を少量用土に混ぜ込んで害虫も発生を防ぐと効果的です。
フェルニア・ピランシーは、ガガイモの中でも比較的寒さに強いほうです。
乾燥させた状態なら5度程度までは耐えることができます。
休眠中も適度に遮光した日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。
南アフリカの乾燥地帯、Little Namaqualand(小カルー)の、茂みの下などに自生している小型のガガイモです。
種小名の 'pillansii' は、南アフリカの栽培家、ネビル・スチュアート・ピランス氏(Neville Stuart Pillans) に由来しています。
見た目はふわふわの柔らかい毛が生えた愛嬌のある形をしています。
しかし、、、和名はなぜか“阿修羅”という恐ろしい名前がついています。
このかわいらしい見た目でなぜ“阿修羅”という恐ろしい名前がつけられたのでしょうか、、、?
小さいながらも成長期の夏にはどんどん子吹いて群生していきます。
そして秋の始まり頃になると、黄色と茶色のブチブチしたヒトデのような奇妙な花を咲かせてくれます。
花のない時期の季節は可愛らしいのですが、、、この不気味な花はやっぱりガガイモだな、と実感できます。
【科・属】
Asclepiadaceae Huernia
ガガイモ科フェルニア属
【原産地】
南アフリカ - 小カルー地帯
【置き場所】
基本的に明るい場所で栽培します。
フェルニア・ピランシーは自生地ではブッシュの下などに自生しているため、直射日光が長時間当たる場合は日焼けしてしまうことがあります。
日光が強い場合は30%ほど遮光しましょう。
また、乾燥地帯に自生する植物ですので通気の悪い、蒸し暑い場所では突然腐ってしまうことがあります。
通風に気をつけ、風通しの良い場所で管理しましょう。
【水やり】
成長期の春と秋は土が乾いてからたっぷり水やりします。
暑い季節も若干成長しますが、突然腐死することもあるので水やりはやや控えめにします。
ただし、あまり長時間乾燥させると生育が悪くなってしまいますので、適度に水やりしましょう。
寒い時期は基本的に断水しますが、月に数回ごく少量の水やりをすると細根の枯死が防げます。
その際は天気の良い午前中に行い、夜までには完全に乾いている程度にしましょう。
休眠明けの春から徐々に水やりを再開します。その際はいきなりたくさん水やりせず、少しづつ量と回数を増やしていきます。
【肥料】
成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料を混ぜ込んでおいても良いと思います。
また、ガガイモの仲間はカイガラムシや根ジラミがとても発生しやすいので、粒状の薬剤を少量用土に混ぜ込んで害虫も発生を防ぐと効果的です。
【適温】
フェルニア・ピランシーは、ガガイモの中でも比較的寒さに強いほうです。
乾燥させた状態なら5度程度までは耐えることができます。
休眠中も適度に遮光した日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。