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Adromischus cooperi

錦鈴殿

Adromischus cooperi 錦鈴殿

くっきりと

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肉質な葉が特徴のアドロミスクス代表種、“アドロミスクス・クーペリー”です。


南アフリカ - 東ケープ州東部のグラハムズタウン近郊が原産です。
標高1,000m前後の山麓や、岩の多い荒れ地に自生しています。

種小名の 'cooperi' は、アメリカ生まれの外科医であり、動植物学者であるジェームズ・グレアム・クーパー博士(Dr. James Graham Cooper)の名をとって命名されました。
日本では“錦鈴殿”という高貴な雰囲気漂う和名が与えられています。

ぷりぷりと太った葉っぱがとても魅力的なアドロミスクスの代表種といえる種です。
自生地では地面に這うように茎を伸ばし、小さな群生を形成します。

一番の特徴である葉は非常に多肉質で、葉の先端はフリル状に波打っています。
赤から緑色のグラデーションをした葉の表面には不可思議な模様が入り、どことなく上品な印象すらあります。

葉に隠れてあまり目立ちませんが、太い茎を地面に這うように伸ばします。

春先になると、葉の間から非常に長い花茎を伸ばし、ベルのような形状をしたクリーム色の花を咲かせます。

アドロミスクス・クーペリーは個体(地域差?)による変異が大きく、葉っぱがころころとまるい“ダルマ型クーペリー”や、白い粉をまとったような“白肌クーペリー”など、いろいろなタイプがあります。

少し手荒く扱うとすぐに葉はとれてしまいますが、葉挿しで簡単に増やすことができます。
性質も丈夫なため、多肉植物初心者の方にもお勧めの優良種です。


【科・属】

Crassulaceae Adromischus
ベンケイソウ科アドロミスクス属

【原産地】

南アフリカ - 東ケープ州東部 グラハムズタウン

【置き場所】

アドロミスクス・クーペリーは春と秋の涼しい季節に成長する冬型種です。
成長期である秋から春までは日光の当たる明るい場所で管理します。

日光が弱いと、クーペリーの特徴である葉の美しい模様が薄くなってしまいます。
また成長期に日当たりが悪い場所で管理すると、株が軟弱になり葉がポロポロととれやすくなってしまいます。

休眠期である夏は、直射日光下では葉や茎が焼けてしまう場合があるので、適度に遮光した環境で管理しましょう。

蒸し暑さに弱いので、夏は風通しの良い涼しい場所で管理します。
通風があまり確保できない場合でも、扇風機などで風を送ると暑さによるダメージを減らすことができます。

【水やり】

成長期の秋と春は土が乾いたらたっぷりと水やりします。

寒さが厳しくなる厳冬期は若干水やりを少なめにします。
蒸し暑くなり始めた頃から徐々に水やりを控え、涼しくなるまでは断水気味に管理します。

暑い時期は基本的に断水しますが、月に1、2回ごく少量の水やりをすると細根の枯死が防げます。
その際は涼しい日の夕方以降に用土を軽く湿らす程度に水やりし、朝までには用土が乾いているぐらいを目安にしましょう。

【肥料】

成長期の秋に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

アドロミスクス・クーペリーは涼しい季節に成長する植物のため、寒さには強いほうです。
夏の蒸し暑さに気をつけ、暑い季節は涼しい場所で管理しましょう。