isla del pescado-手織りテキスタイル-ヨガマット-多肉植物-販売

Haworthia obtusa

ハオルチア・オブツーサ

Haworthia obtusa  ハオルチア・オブツーサ

太陽にかざしてみてください

Haworthia obtusa  ハオルチア・オブツーサ image_1 Haworthia obtusa  ハオルチア・オブツーサ image_2 Haworthia obtusa  ハオルチア・オブツーサ image_3 Haworthia obtusa  ハオルチア・オブツーサ image_4
オルチアの代表種ともいえる大人気種、“ハオルチア・オブツーサ”です。


南アフリカ、東ケープ州が主な原産地で、本来砂漠に生息するため砂礫や砂の中に埋まっていますが、先端のレンズ部分から光を取り入れ光合成します。

オブツーサの特徴はなんといってもその透明のレンズのような葉の先端部分です。
光に透かすと、レンズのような窓が透けてとても綺麗ですね。
多肉植物を知らない方でもオブツーサは大人気で、丈夫な性質も相まって多肉植物の入門種としても最適です。

入門種といえども、オブツーサには様々な種類があり、斑入り、葉の尖り具合、葉の色の濃淡、葉っぱ自体のサイズが小さかったり、大きかったり、、、、。
育て方はだいたい同じですが、見た目には大分変化があるので、コレクションしても面白いです。

'Haworthia obtusa' という学名は大変古い学名で、現在では様々な種に分類しなおされており、現在は正式にはあまり使われていません。
一般的に“オブツーサ”とされるものは海外では 'Haworthia cooperi var. obtusa' とされることが多いようですが、それも葉の形状等によって基本種が色々異なる場合があります。
ハオルチアは日本では一番人気の多肉植物なのでマニアな方には怒られそうですが、isla del pescadoでは便宜上タイプによる違いは無視して 'Haworthia obtusa' として扱います。

小難しい話しはともかく、調子よく育てるとどんどん増え、プリプリとした可愛らしい姿を見せてくれます。


【科・属】

Liliaceae Haworthia
ユリ科ハオルチア属

【原産地】

南アフリカ - 東ケープ州

【置き場所】

ハオルチアの仲間は日光が強すぎると葉が赤茶色に焼けてしまいますので、午前中のみ太陽のあたる明るい日陰や、適度に遮光した環境で管理します。
ただし、あまり暗い場所だと葉が徒長し、オブツーサ特有の丸い葉が細長く伸びてしまいます。

成長期である秋から春は、一日のうち数時間は直射日光のあたる場所で管理すると徒長を防ぐことができ、よりしまった株になります。
また、夏の蒸し暑さで溶けてしまうこともあるので閉め切った室内で管理する際は換気に注意し、風通しの良い場所で管理します。

【水やり】

ハオルチアの成長期は春と秋の暖かくも涼しい季節です。
春と秋は土が乾いたらたっぷりと水やりします。

梅雨入り以降の蒸し暑い季節は、あまり水をやり過ぎると蒸れて腐ってしまうことがありますので、土が乾いてから夕方以降の涼しい時間帯に軽く水やりする程度にします。
冬になると成長が止まりますので春までは月に2回ほど、天気の良い暖かい日に軽く水やりする程度にします。
あまり水を断ちすぎると根が枯れてしまい、春以降の成長が遅れてしまうことがあります。

【肥料】

成長期に数回、ごく薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

ハオルチアの仲間は寒さには比較的強いので、温暖な地域では通年屋外で管理可能です。
冬季に屋外で管理する場合は簡単な温室や霜よけができるようにしましょう。
雪が積もるような厳冬地や、頻繁に0度以下になるような地域は室内で管理したほうが安全に越冬できます。

【害虫】

ハオルチアの仲間は根ジラミやカイガラムシがつきやすく、乾燥する冬は特に注意します。
これらの虫は湿度を嫌うため、霧吹きでたまに水をかけてあげるとある程度予防できます。
もし葉に白い点々(カイガラムシ)がついてしまった場合は、薬剤を散布するか、綿棒などでこすり落とします。
虫が全体についてしまった葉や、枯れて弱った葉はなるべく除去しましょう。

用土にオルトラン等の薬剤を混ぜ込んでおくと害虫はある程度予防できます。