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Monadenium spectabile

モナデニウム・スペクタビレ

Monadenium spectabile モナデニウム・スペクタビレ

上から見たようす

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状モナデニウムの珍奇種、“モナデニウム・スペクタビレ”です。


タンザニア中南部のイリンガ州のみに自生する大型柱状種で、自生地では3mほどの高さにまで成長することもあるそうです。

種小名の 'spectabile' は“顕著な、見栄えのある”という意味で、その種小名に恥じないとても派手で美しい花を咲かせます。

花色は個体によってオレンジから赤色まで幅広く、トウダイグサ科の植物としてはかなりキレイな部類に入るのではないでしょうか。
花の写真がなくて残念ですが、いつも寒くなり始めた頃に咲きます。

花も魅力的ですが、青みを帯びた白い肌もモナデニウム・スペクタビレの特徴で、その滑らかな肌質はロウソクのようにも見えます。
また、力強くねじれるように育つ株姿も面白いものがあります。
成長点にできるトゲは、生え始めの頃は柔らかく緑色をしていて、年月とともにオレンジ色になって残り続け、まるでコンペイトウのような形になります。
砂糖菓子のようではありますが、鋭くて触ると痛いので気をつけて下さい。

暑い季節になると鮮やかな緑色で肉厚の大きな葉を出し、葉のない時期の見た目とはまったく違う印象になります。


【科・属】

Euphorbiaceae Monadenium
トウダイグサ科モナデニウム属

【原産地】

タンザニア - イリンガ州(Iringa)

【置き場所】

一年を通して日光のよくあたる、風通しの良い場所で管理します。
あまりに日光が強い場所では焼けてしまう場合もあるので、その際は若干遮光します。その場合でも風通しは確保しましょう。
日光が不足したり風通しが悪い場合、徒長しやすくなってしまうため注意が必要です。
日当たりや通風があまり確保できない場合でも、扇風機などで風を送ると徒長はある程度防ぐことができます。

【水やり】

成長期は土が完全に乾いてから水やりをします。水は控えめの方が徒長しにくくなりに締まった良い株になります。水切れよりも与えすぎに注意しましょう。
気温が下がり始めたころから徐々に量と回数を減らし、晩秋から春までは断水気味に管理します。

モナデニウムはユーフォルビアの近縁種のため、ユーフォルビアと同様に根張りが弱く、長期間にわたって完全に断水すると根の細根が枯れてしまい細根の再生に時間がかかるようです。
休眠期の冬でも月に2-3回、土を軽く湿らす程度に水やりし、細根の枯死を予防すると良いかもしれません。その際は天気の良い午前中に行い、夜までにはほぼ乾いている程度にしましょう。
加温している温室では冬になっても休眠に入らない場合もありますので、その際は適度に水やりします。

【肥料】

肥料が多いと間延びしやすくなるため、控えめに与えます。
成長期の夏に微量元素が不足しない程度に、ごく薄めた液肥を与えます。用土によく醗酵した有機質や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

モナデニウム・スペクタビレは寒さに弱いので冬は暖かい屋内で管理します。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。