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Monadenium ritchiei ssp. nyambense

モナデニウム・ニャンベンセ

Monadenium ritchiei ssp. nyambense モナデニウム・ニャンベンセ

深い緑色が艶やかです

Monadenium ritchiei ssp. nyambense モナデニウム・ニャンベンセ image_1 Monadenium ritchiei ssp. nyambense モナデニウム・ニャンベンセ image_2 Monadenium ritchiei ssp. nyambense モナデニウム・ニャンベンセ image_3 Monadenium ritchiei ssp. nyambense モナデニウム・ニャンベンセ image_4 Monadenium ritchiei ssp. nyambense モナデニウム・ニャンベンセ image_5
イナーな柱状モナデニウム、“モナデニウム・ニャンベンセ”です。


ケニア - 東部州メル(Meru)に位置するメルー国立公園一帯が原産です。
標高1,000m前後の、なだらかな丘の斜面の岩場などに自生しています。

亜種名の 'nyambense' は、標高個体となる株が採取されたニャンベニの丘(Nyambeni Hills)に由来しています。

モナデニウムの代表種、'Monadenium ritchiei'(モナデニウム・リチェイ)の亜種とされている中型種です。
緑色の茎は30cmほどの高さにまで成長します。

基本種であるリチェイにとても良く似た見た目をしていますが、よく見ると幹のデコボコがより鋭角に尖っている点が特徴です。
個体差かも知れませんが、ニャンベンセのほうが幹の色も少し濃いようにも見えます。
またリチェイ同様、ピンク色の鮮やかな花を咲かせます。

モナデニウム・リチェイはそこそこ人気がありますが、その亜種まで集めるようなマニアックな方はなかなかいないため、本種はかなりマイナーな存在ともいえます。
とはいえカッチリとした艶やかな肌と、均等なデコボコをつけながら成長していく姿は、地味ながらも惹かれるものがあります。


【科・属】

Euphorbiaceae Monadenium
トウダイグサ科モナデニウム属

【原産地】

ケニア - 東部州 メル(Meru)

【置き場所】

一年を通して日光のよくあたる、風通しの良い場所で管理します。
モナデニウム・ニャンベンセは日光が不足すると幹が細くなり、徒長しやすくなります。

また風通しが悪い場合も徒長しやすくなってしまうため注意が必要です。
日当たりや通風があまり確保できない場合でも、扇風機などで風を送ると徒長はある程度防ぐことができます。

【水やり】

成長期は土が完全に乾いてから水やりをします。水は控えめの方が徒長しにくくなりに締まった良い株になります。水切れよりも与えすぎに注意しましょう。
気温が下がり始めたころから徐々に量と回数を減らし、晩秋から春までは断水気味に管理します。

モナデニウムはユーフォルビアの近縁種のため、ユーフォルビアと同様に根張りが弱く、長期間にわたって完全に断水すると根の細根が枯れてしまい細根の再生に時間がかかるようです。
休眠期の冬でも月に2-3回、土を軽く湿らす程度に水やりし、細根の枯死を予防すると良いかもしれません。その際は天気の良い午前中に行い、夜までにはほぼ乾いている程度にしましょう。
加温している温室では冬になっても休眠に入らない場合もありますので、その際は適度に水やりします。

【肥料】

肥料が多いと間延びしやすくなるため、控えめに与えます。
成長期の夏に微量元素が不足しない程度に、ごく薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

モナデニウム ニャンベンセは寒さに弱いので冬は暖かい屋内で管理します。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。