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Monadenium reflexum

モナデニウム・リフレクサム

Monadenium reflexum モナデニウム・リフレクサム

不気味ながらも愛嬌のある姿

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っちりした形状の柱状種、“モナデニウム・リフレクサム”です。


エチオピアとケニア東部の一部の地域が原産です。
乾燥した岩山の斜面や、草もまばらな荒野のような場所に自生しています。

種小名の 'reflexum' はラテン語の 're-'(後ろ)+ 'flectere'(曲がった)の合成語で、“後ろに曲がった”という意味があります。

ずんぐりとした形状が特徴の柱状種で、自生地では高さ50cmほどにまで成長するそうです。
栽培環境下ではそこまで大きくなることはほとんどないので、是非とも見てみたいところです。

葉っぱの落ちた跡が突起となり、その突起がやや後ろに反り返ったように残ります。
種小名の 'reflexum'(後ろに曲がった)もおそらくこの特徴から名づけられたのでしょう。

暑い季節になると成長点付近から肉厚の小さな葉っぱをワサワサと出します。
その葉っぱは日光によく当たると赤茶色に染まり、葉脈が浮き出て不思議な模様に変化します。

デコボコした突起とずんぐりした姿は、某万博のシンボルになった某キャラクターのようにも見えますね。。。

愛嬌のある姿が魅力的なモナデニウム・リフレクサムですが、柱状種としては成長は非常に遅く、一年で数cmも成長しません。
また成長が遅いということは開花・採種がなかなかできないということでもある為か、あまり出まわらない珍しい種です。


【科・属】

Euphorbiaceae Monadenium
トウダイグサ科モナデニウム属

【原産地】

エチオピア、ケニア東部

【置き場所】

一年を通して日光のよくあたる、風通しの良い場所で管理します。

あまりに日光が強い場所では焼けてしまう場合もあるので、その際は若干遮光します。
その場合でも風通しは確保しましょう。

日光が不足したり風通しが悪い場合、徒長しやすくなってしまうため注意が必要です。
日当たりや通風があまり確保できない場合でも、扇風機などで風を送ると徒長はある程度防ぐことができます。

【水やり】

成長期は土が完全に乾いてから水やりをします。
水は控えめの方が徒長しにくくなりに締まった良い株になります。
水切れよりも与えすぎに注意しましょう。

気温が下がり始めたころから徐々に量と回数を減らし、晩秋から春までは断水気味に管理します。

モナデニウムはユーフォルビアの近縁種のため、ユーフォルビアと同様に根張りが弱く、長期間にわたって完全に断水すると根の細根が枯れてしまい細根の再生に時間がかかるようです。
休眠期の冬でも月に2-3回、土を軽く湿らす程度に水やりし、細根の枯死を予防すると良いかもしれません。その際は天気の良い午前中に行い、夜までにはほぼ乾いている程度にしましょう。

加温している温室では冬になっても休眠に入らない場合もありますので、その際は適度に水やりします。

【肥料】

肥料が多いと間延びしやすくなるため、控えめに与えます。
成長期の夏に微量元素が不足しない程度に、ごく薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

モナデニウム・リフレクサムは寒さに弱いので冬は暖かい屋内で管理します。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。