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Euphorbia waringiae

ユーフォルビア・ワリンギアエ

Euphorbia waringiae ユーフォルビア・ワリンギアエ

玉から枝

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事な容姿の塊根種、“ユーフォルビア・ワリンギアエ”です。


マダガスカル - トゥリアラ州南東部のエソモニ(Esomony)近郊の山岳地帯が原産です。
原産地では赤土混じりの石や岩だらけの潅木の下などに自生しているそうです。

種小名の 'waringiae' は、マダガスカルの植物商レイモンド・ゲロルド氏の妻、ワリング・ゲロルド夫人(Mrs. Waring Gerold)の名をとって命名されました。

1998年に新種として記載された非常に新しい種です。
オレンジがかった肌の塊根にはひび割れたような模様が入り、まるでカボチャのよう、、、

その丸い塊根からは太い枝を一本伸ばし、放射状に細い枝が無数に分岐します。
こんなシルエットをした植物は他にはなかなかいないのではないのでしょうか?
こいつを見ているとやっぱり多肉植物は面白い、と思わせてくれる不思議な魅力があります。

太ったドラゴンのような外見に反して、成長期にはユーフォルビアらしい滋味のある小さな花を鈴なりに咲かせます。
ユーフォルビア・ワリンギアエは花持ちがよく、春から夏の間はかなり長期間に渡って楽しむことができるのも魅力のひとつ。

見た目がよく似た仲間に 'Euphorbia Suzannae-Marnierae'(ユーフォルビア・スザンナエ-マルニエラエ) という種もいます。


【科・属】

Euphorbiaceae Euphorbia
トウダイグサ科ユーフォルビア属

【原産地】

マダガスカル - トゥリアラ州 エソモニ(Esomony)

【置き場所】

一年を通して日光のよくあたる、風通しの良い場所で管理します。
塊根から枝を伸ばすタイプのユーフォルビアは、日光が不足した場合や、風通しが悪い場合に枝が細長く徒長してしまうため注意が必要です。

ただし、あまりに日光が強い場所では枝や葉が焼けてしまう場合もあるので、その際は若干遮光します。
その場合でも風通しは確保しましょう。
日当たりや通風があまり確保できない場合でも、扇風機などで風を送ると徒長はある程度防ぐことができます。

【水やり】

成長期は土が完全に乾いてから水やりをします。
ユーフォルビア・ワリンギアエのような塊根から枝を伸ばすタイプのユーフォルビアは、水やりの頻度が多いと枝が徒長しやすいので、水はなるべく控えめの方が丈の詰まった良い株になります。水切れよりも与えすぎに注意しましょう。

気温が下がり始めたころから徐々に量と回数を減らし、晩秋から春までは断水気味に管理します。
ただしユーフォルビアは根張りが弱く、長期間にわたって完全に断水すると根の細根が枯れてしまい、細根の再生に時間がかかるようです。
休眠期の冬でも月に2-3回、土を軽く湿らす程度に水やりし、細根の枯死を予防すると良いかもしれません。その際は天気の良い午前中に行い、夜までにはほぼ乾いている程度にしましょう。

加温している温室では冬になっても休眠に入らない場合もありますので、その際は適度に水やりします。

【肥料】

塊根から枝を伸ばすタイプのユーフォルビアは、肥料を与えると枝が間延びしやすくなるため、控えめに与えます。
成長はゆっくりになりますが、なるべく時間をかけて育てたほうが締まった良い株になるので、肥料は控えめにしましょう。
成長期の夏に微量元素が不足しない程度に、ごく薄めた液肥を与えます。用土によく醗酵した有機質や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

ユーフォルビア・ワリンギアエは寒さに非常に弱いので冬は暖かい屋内で管理します。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。