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Euphorbia piscidermis

ユーフォルビア・ピスキデルミス

Euphorbia piscidermis ユーフォルビア・ピスキデルミス

うろこの様な表皮がみっしり

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ウダイグサ科きっての珍奇種、“ユーフォルビア・ピスキデルミス”です。


エチオピア東部 - ソマリ州オガデン地方からソマリアの国境近辺が原産で、標高1,000mほどの小石だらけの岩山のような場所に自生しています。

種小名の 'piscidermis' は、ラテン語の 'pisci'(魚) + 'dermis'(皮膚) =“魚の皮膚”という意味の合成語で、ユーフォルビア・ピスキデルミスの特徴を表しています。

とても植物とは思えないような表皮が最大の特徴で、まさに魚のウロコのような表皮で全身が覆われれています。
変わった形状を持った種が多いユーフォルビア属の中でも上位に入る奇妙さではないでしょうか?
また、大きく育っても直径5cmほどにしかならない小型種で、草原に生えていたらゴルフボールと間違えてしまいそうです。

ソマリアという自生地の環境が特殊なためか自根での栽培がとても難しく、一般的には丈夫な柱状種ユーフォルビアに接ぎ木して栽培されています。
自根株も栽培していますが、表面をカイガラムシにやられてしまったので状態が整い次第公開したいと思います。

成長も非常に遅く、栽培も難しいので玄人向けのユーフォルビアですが、他の多肉植物でもまず見られない強烈な見た目をしているので変わりものが好きな一部のマニアには根強い人気があります。


【科・属】

Euphorbiaceae Euphorbia
トウダイグサ科ユーフォルビア属

【原産地】

エチオピア東部 - ソマリ州オガデン地方、ソマリア

【置き場所】

一年を通して直射日光のよくあたる場所で管理します。ピスキデルミスは真夏の直射日光下でも焼けることはありません。
ただ、暗い場所からいきなり明るい場所に移動すると日焼けすることがあるので、太陽には徐々に慣らしていきましょう。
ソマリア産の難物ユーフォルビアは蒸し暑さに弱いところがあります。
なるべく風通しの良い場所で管理するようにし、風通しが確保できない場合は扇風機などで風を送ると効果的です。

また、雨ざらしにするとユーフォルビア・ピスキデルミスの特徴でもある白い鱗のような肌が汚れることもあるので、雨の直接当たらない場所で管理しましょう。

【水やり】

成長期の夏は土が完全に乾いてから水やりをします。
このような球型のユーフォルビアは体内に水をたくさん貯めることができる為、水やりは他のユーフォルビアより少なめにしましょう。
特に球型のユーフォルビアでは水のやりすぎは徒長や根腐れの原因になります。
ユーフォルビア・ピスキデルミスのようなソマリア産の難物ユーフォルビアは、他のユーフォルビアよりも控えめに水やりをしましょう。

気温が下がり始めたころから徐々に量と回数を減らし、春までは断水気味に管理します。
ただ、ユーフォルビアは根張りが弱く、長期間にわたって完全に断水すると根の細根が枯れてしまい根の再生に時間がかかるようです。
休眠期の冬でも月に一度ぐらい土を軽く湿らす程度に水やりし、細根の枯死を予防しましょう。その際は天気の良い午前中に行い、夜までにはほぼ乾いているぐらいが良いでしょう。

【肥料】

成長期の夏に微量元素が不足しない程度に、ごく薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

ユーフォルビア・ピスキデルミスは寒さに弱いので冬は暖かい屋内で管理します。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。