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Euphorbia phillipsioides

ユーフォルビア・フィリプシオイデス

Euphorbia phillipsioides ユーフォルビア・フィリプシオイデス

なかなか立派な群生株

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型の希少ユーフォルビア、“ユーフォルビア・フィリプシオイデス”です。


ソマリア北西部 - 標高1,300-1,500mの高原が原産地で、アカシアの木が点在する荒野に自生しています。

種小名の 'phillipsioides' は、同属の近似種、'Euphorbia phillipsiae'(ユーフォルビア・フィリプシアエ)に姿がよく似ていいることから命名されたようです。

高さ10-15cmほどの大きさになる小型種で、大きく成長してくると幹から子株を吹き、分岐し始めます。
下向きに2対になったトゲが全身にびっしり生えた奇妙な外観が特徴で、同じくソマリア産の希少種、'Euphorbia columnaris'(ユーフォルビア・コルムナリス)によく似ています。

ソマリア産の多肉植物やユーフォルビアに共通して、栽培は少し難しいので接ぎ木で栽培されることが多いようです。
ちなみに本種は種小名の元になった、'Euphorbia phillipsiae'(ユーフォルビア・フィリプシアエ)のシノニム(同種異名)として扱われていることもあるようです


【科・属】

Euphorbiaceae Euphorbia
トウダイグサ科ユーフォルビア属

【原産地】

ソマリア

【置き場所】

一年を通して直射日光のよくあたる場所で管理します。真夏の直射日光の下でも問題なく育ちます。
ただ、暗い場所からいきなり明るい場所に移動すると日焼けすることがあるので、太陽には徐々に慣らしていきましょう。
また、ソマリア産の難物ユーフォルビアは蒸し暑さに弱いところがあります。
なるべく風通しの良い場所で管理するようにし、風通しが確保できない場合は扇風機などで風を送ると効果的です。

【水やり】

成長期は土が完全に乾いてから水やりをします。
水は控えめの方が徒長しにくくなりに締まった良い株になります。水切れよりも与えすぎに注意しましょう。
特にユーフォルビア・フィリプシオイデスのようなソマリア産の難物ユーフォルビアは、他のユーフォルビアよりも控えめに水やりをしましょう。

気温が下がり始めたころから徐々に量と回数を減らし、晩秋から春までは断水気味に管理します。
ただしユーフォルビアは根張りが弱く、長期間にわたって完全に断水すると根の細根が枯れてしまい、細根の再生に時間がかかるようです。
休眠期の冬でも月に2-3回、土を軽く湿らす程度に水やりし、細根の枯死を予防すると良いかもしれません。その際は天気の良い午前中に行い、夜までにはほぼ乾いている程度にしましょう。
加温している温室では冬になっても休眠に入らない場合もありますので、その際は適度に水やりします。

【肥料】

成長期の夏に微量元素が不足しない程度に、ごく薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

ユーフォルビア・フィリプシオイデスは寒さに弱いので冬は暖かい屋内で管理します。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。