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Euphorbia neobosseri

ユーフォルビア・ネオボッセリー

Euphorbia neobosseri ユーフォルビア・ネオボッセリー

白肌が眩しい

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キリンタイプの小型塊根種、“ユーフォルビア・ネオボッセリー”です。


マダガスカル - トゥリアラ州のサカラハ(Sakaraha)近郊が原産。
ごく一部の限られた範囲にわずかな個体群のみ確認されており、石灰岩で形成された土壌の乾燥林に自生しています。

種小名の 'neobosseri' は、フランスのボタニスト、ジーン・ボッサー氏(Jean Bosser)の名をとって命名されました。
なお、'neo-' はラテン語で“新しい”という意味があり、近年新たな種として記載されたことに起因しています。

塊根から細長い枝を伸ばし、枝には鋭いトゲが沢山生やす花キリンタイプのユーフォルビアです。
同属の有名種、'Euphorbia millii'(ユーフォルビア・ミリー:花キリン)の変種としてされていたこともあります(= 'Euphorbia millii var. bosseri')。
変種とされていただけあってよく似ていますね。

ユーフォルビア・ネオボッセリーの特徴としては、比較的大きな塊根を形成する点です。
ツルっとした表皮をもった紡錘形の塊根を持っていますが、塊根は本来地面に埋まっています。

成長期になるとトゲの間から薄黄緑色の小さな花を咲かせます。

花キリンタイプのユーフォルビアはたくさんの種がいますが、その中でもなかなか良い塊根を形成する優良種だと思います。


【科・属】

Euphorbiaceae Euphorbia
トウダイグサ科ユーフォルビア属

【原産地】

マダガスカル - トゥリアラ州(Toliara) サカラハ(Sakaraha)近郊

【置き場所】

一年を通して日光のよくあたる、風通しの良い場所で管理します。
日当たりが悪いと花付きも悪くなってしまいます。
花キリンタイプのユーフォルビアは日光が不足した場合や、風通しが悪い場合に枝が細長く徒長してしまうため注意が必要です。
日当たりや通風があまり確保できない場合でも、扇風機などで風を送ると徒長はある程度防ぐことができます。

【水やり】

成長期は土が完全に乾いてから水やりをします。
花キリンタイプのユーフォルビアは水やりの頻度が多いと枝が徒長しやすいので、水はなるべく控えめの方が丈の詰まった良い株になります。水切れよりも与えすぎに注意しましょう。
気温が下がり始めたころから徐々に量と回数を減らし、葉が落ち始めた晩秋から春までは断水気味に管理します。

ただしユーフォルビアは根張りが弱く、長期間にわたって完全に断水すると根の細根が枯れてしまい、細根の再生に時間がかかるようです。
休眠期の冬でも月に2-3回、土を軽く湿らす程度に水やりし、細根の枯死を予防すると良いかもしれません。その際は天気の良い午前中に行い、夜までにはほぼ乾いている程度にしましょう。
加温している温室では冬になっても休眠に入らない場合もありますので、その際は適度に水やりします。

【肥料】

花キリンタイプのユーフォルビアは、肥料を与えると枝が間延びしやすくなるため、控えめに与えます。
成長はゆっくりになりますが、なるべく時間をかけて持ち込んだほうが締まった良い株になるので、肥料は控えめにしましょう。

成長期の夏に微量元素が不足しない程度に、ごく薄めた液肥を与えます。用土によく醗酵した有機質や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

ユーフォルビア・ネオボッセリーは寒さに弱いため、秋以降は暖かい場所で管理します。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。