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Euphorbia immersa

ユーフォルビア・インメルサ

Euphorbia immersa ユーフォルビア・インメルサ

詰まった株姿が魅力のソマリア半島の希少種、ユーフォルビア・イムメルサ

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まった株姿が魅力のソマリア半島の希少種、“ユーフォルビア・イムメルサ”です。


珍奇多肉植物の宝庫 - ソマリア半島の国、ソマリランド共和国のハルゲイサ(Hargeisa)のみが原産です。
標高1,310-1,370mの範囲の非常に限られた石灰岩の岩場に自生しています。

種小名の 'immersa' は、ラテン語で“沈んだ、沈生した”という意味があります。

多肉性ユーフォルビアの大御所であるスーザン・カーター女史(Ms. Susan Carter)、および東アフリカの多肉植物の植生研究に多大な貢献をしたスイス人植物学者、ピーター・ルネ・オスカー・バリー博士(Dr. Peter René Oscar Bally)によって新種として記載された極めて珍しい小型のユーフォルビアです。
成熟しきった大株でも最大で直径20cmほどの大きさにしか成長しません。

球状から半ドーム状をした太い茎から四方八方に枝を伸ばし、一見すると南アフリカに多く見られるタコモノユーフォルビアのようにも見えます。

太く短い枝は5cmほどの長さにしか伸びず、枝の節々からは不規則な長さをした三角形の細いトゲを伸ばします。
茎や枝を覆う粉っぽい質感をした、薄いエメラルドグリーンの表皮にはうっすらと不規則な模様が入ります。

なお、本種は自生地では粗い砂礫や砂質の土壌に埋もれるように自生しているため、種小名には“沈んだ、沈生した”という意味が与えられたようです。

成長は極めて遅く、数年育てた程度では明確な成長は感じられません。
直径10cmを超えるような大株になるにはいったい何十年の年月が必要なのでしょうか、、、?


【科・属】

Euphorbiaceae Euphorbia
トウダイグサ科ユーフォルビア属

【原産地】

ソマリランド共和国 - ハルゲイサ(Hargeisa)

【置き場所】

年間を通して日光の当たる明るい場所で管理します。
ユーフォルビア・イムメルサは日光が不足すると、成長不良や株の腐り、害虫の発生を誘発してしまいます。

ただし小さな株や活着前の株を西日や真夏の直射日光に長時間当てると表皮が焼けてしまう可能性があります。
可能な限り日光に当てる必要はありますが、株の状態を見つつ、寒冷紗等を用いて適度に遮光して調整してください。

また乾燥地に自生している本種は湿度の高い、蒸れた環境を嫌います。
湿度が高く、空気が滞留しないよう、風通しにも注意してください。

【水やり】

成長期の春から晩夏にかけて、用土が乾燥してから水やりします。

ユーフォルビア・イムメルサの自生するハルゲイサは、ソマリア半島の中では比較的雨量の多い地域ですが、それでも年間降水量は東京の半分以下です。
水のやりすぎには注意し、やや乾燥気味になるよう水やりしてください。
水切れよりも与えすぎに注意しましょう。

秋になり涼しくなってきてから徐々に水やりの回数、量を減らし、春まで断水気味に管理します。

ただし長期間にわたって完全に断水すると根の細根が枯れ、翌春以降の成長に支障をきたす場合があります。
休眠期でも月に数回、用土を軽く湿らす程度に水やりし、細根の枯死を予防すると翌春以降の立ち上がりが良くなることがあります。

休眠期に水やりする際は好天の続く気温の高い日の午前中に用土を軽く湿らす程度にしましょう。
また霧吹きなどで株全体と用土を軽くシリンジする程度でも構いません。
いずれの場合も気温の下がる夜間までにはある程度乾いているようにしてください。

休眠期の水やりは塊根の腐りを誘発するリスクも高いため、慎重に行ってくだい。

【肥料】

成長期の春から初秋にかけて、水やりの際に規定量に希釈した液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、緩効性の化成肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

ユーフォルビア・イムメルサの自生するハルゲイサは、年間平均気温が25度を超える熱帯地域です。
そのため本種は高温を好み、寒さに非常に弱いため最低気温が15度を下回らないように管理した方が安全に越冬できます。
活動が停止し、休眠している間も適度な日光にあて日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。