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Euphorbia hofstaetteri

ユーフォルビア・ホフスタエッテリ

Euphorbia hofstaetteri ユーフォルビア・ホフスタエッテリ

勢い良く伸びた枝ぶり

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キリン系の珍種ユーフォルビア、“ユーフォルビア・ホフスタエッテリ”です。


マダガスカル - トゥリアーラ州北部トンゴボリーのごく限られた場所に自生しています。
川岸近くの乾燥林のブッシュの中に自生しているようです。

種小名の 'hofstaetteri' は、20世紀に活躍したボタニスト、エイドリアン・マリー・ホフステッター氏(Adrian Marie Hofstetter)の名をとって命名されました。

1992年という比較的近年になって新種として発表された花キリン系の中型ユーフォルビアです。
最大で70cmほどの高さに成長します。

株元には小さな塊根を形成し、そこからやや太い枝を無数にのばします。
パッと見の印象は大きな特徴のない地味な種ですが、多肉ユーフォルビアにしては派手な模様のサーモンピンクの花を咲かせます。

自生地でもほとんど個体群が発見されないという希少種で、そのため近年になってから発見されたようです。
幸いにも一部のマニアックな栽培家の手によって増やされた少量の固体がまれに出回り入手することができるようになりました。

日本では花キリン系はあまり人気はありませんが、手に入れた方は大事に育ててあげてください。


【科・属】

Euphorbiaceae Euphorbia
トウダイグサ科ユーフォルビア属

【原産地】

マダガスカル - トゥリアーラ州トンゴボリー(Tongobory)

【置き場所】

年間を通して日光のよくあたる風通しの良い場所で管理します。
花キリンタイプのユーフォルビアは、日光が不足した場合や風通しが悪い場合に枝が細長く徒長してしまうため注意が必要です。

ただし、あまりに日光が強い場所では枝や葉が焼けてしまう場合もあるので、その際は若干遮光します。
その場合でも風通しは確保しましょう。

日当たりや通風があまり確保できない場合でも、扇風機などで風を送ると徒長はある程度防ぐことができます。

【水やり】

成長期は土が完全に乾いてから水やりをします。
花キリンタイプのユーフォルビアは、水やりの頻度が多いと枝が徒長しやすいので水はなるべく控えめの方が丈の詰まった良い株になります。
水切れよりも与えすぎに注意しましょう。

気温が下がり始めたころから徐々に量と回数を減らし、晩秋から春までは断水気味に管理します。
ただしユーフォルビアは根張りが弱く、長期間にわたって完全に断水すると根の細根が枯れてしまい、細根の再生に時間がかかるようです。
休眠期の冬でも月に2-3回、土を軽く湿らす程度に水やりし、細根の枯死を予防すると良いかもしれません。その際は天気の良い午前中に行い、夜までにはほぼ乾いている程度にしましょう。
加温している温室では冬になっても休眠に入らない場合もありますので、その際は適度に水やりします。

【肥料】

花キリンタイプのユーフォルビアは肥料をたくさん与えると枝が間延びしやすくなるため、控えめに与えます。
成長はゆっくりになりますが、なるべく時間をかけて育てたほうが締まった良い株になるので、肥料は控えめにしましょう。

成長期の夏に微量元素が不足しない程度に、ごく薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

ユーフォルビア・ホフスタエッテリは寒さに弱いため、秋以降は暖かい場所で管理します。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。