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Euphorbia genoudiana

ユーフォルビア・ジェノウディアナ

Euphorbia genoudiana ユーフォルビア・ジェノウディアナ

ガッシリしたトゲが特徴のユーフォルビア・ジェノウディアナ

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いトゲを持った花キリン系のマイナー種、“ユーフォルビア・ジェノウディアナ”です。


マダガスカル南部の都市 - トゥリアーレ(Tulear)の北部が原産。
やや内陸の標高の低い乾燥林に自生しています。

種小名の 'genoudiana' は、マダガスカル植物のプランツコレクター、Toilliez Genoud氏の名をとって命名されたようです。

幹や枝から鋭いトゲをビッシリ生やした小型の灌木状のユーフォルビアで、同属の有名種 'Euphorbia millii'(ユーフォルビア・ミリー:花キリン)に見た目はそっくり。

見分け方としては花キリンよりも太くがっしりしたトゲを持ち、葉の形状も細長いところがユーフォルビア・ジェノウディアナの特徴です。

また、真っ赤な花を咲かせる花キリンと異なり緑色の小さく地味な花を咲かせます。
そして花の中心はやや赤く染まるので、開花株を見ればジェノウディアナとなんとか判別できると思います。

ただ花キリン以外にも、似た見た目をしたユーフォルビアは無数にあるので、明確にジェノウディアナだと判別するのはかなり難しいです。
札落ちさせてしまうと、よほどのマニアでも判別は困難なので気をつけて下さい。


【科・属】

Euphorbiaceae Euphorbia
トウダイグサ科ユーフォルビア属

【原産地】
マダガスカル - トゥリアーラ州

【置き場所】

一年を通して日光のよくあたる、風通しの良い場所で管理します。
日当たりが悪いと花付きも悪くなってしまいます。
花キリンタイプのユーフォルビアは日光が不足した場合や、風通しが悪い場合に枝が細長く徒長してしまうため注意が必要です。
日当たりや通風があまり確保できない場合でも、扇風機などで風を送ると徒長はある程度防ぐことができます。

【水やり】

成長期は土が完全に乾いてから水やりをします。
花キリンタイプのユーフォルビアは水やりの頻度が多いと枝が徒長しやすいので、水はなるべく控えめの方が丈の詰まった良い株になります。水切れよりも与えすぎに注意しましょう。
気温が下がり始めたころから徐々に量と回数を減らし、葉が落ち始めた晩秋から春までは断水気味に管理します。

ただしユーフォルビアは根張りが弱く、長期間にわたって完全に断水すると根の細根が枯れてしまい、細根の再生に時間がかかるようです。
休眠期の冬でも月に2-3回、土を軽く湿らす程度に水やりし、細根の枯死を予防すると良いかもしれません。その際は天気の良い午前中に行い、夜までにはほぼ乾いている程度にしましょう。
加温している温室では冬になっても休眠に入らない場合もありますので、その際は適度に水やりします。

【肥料】

花キリンタイプのユーフォルビアは、肥料を与えると枝が間延びしやすくなるため、控えめに与えます。
成長はゆっくりになりますが、なるべく時間をかけて持ち込んだほうが締まった良い株になるので、肥料は控えめにしましょう。

成長期の夏に微量元素が不足しない程度に、ごく薄めた液肥を与えます。用土によく醗酵した有機質や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

ユーフォルビア・ジェノウディアナは寒さに弱いため、秋以降は暖かい場所で管理します。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。