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Euphorbia cylindrifolia

筒葉ちび花キリン

Euphorbia cylindrifolia 筒葉ちび花キリン

小型塊根ユーフォの銘品、ユーフォルビア・キリンドリフォリア

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型塊根ユーフォルビアの人気種、“ユーフォルビア・キリンドリフォリア”です。


マダガスカル - トゥリアラ州南東部トラニャロ(Tolagnero)周辺が原産で、アローディア属や、'Euphorbia stenoclad'(銀角珊瑚)などが生い茂る乾燥林のブッシュなどに自生しています。

種小名の 'cylindrifolia' は、“円筒状の葉の”という意味があり、ラテン語の 'cylindrus'(円筒、円柱)+ 'folia'(葉)の合成語です。
和名にはその葉の特徴からか“筒葉ちび花キリン”という名が与えられています。

地面に埋まった塊根から多肉質の枝を伸ばす小型塊根系のユーフォルビアで、成熟した株になると塊根は直径10cmほどの大きさに成長します。

塊根から出る枝はあまり縦には伸びず、横方向に匍匐するように伸びていきます。
上から見ると押しつぶされたような見た目にも見えますね。

キリンドリフォリは種小名どおり、葉の中央脈で折れ曲がったようなボートのような形状の葉が特徴です。
鈍いダークグリーンをした葉は、やや多肉質で硬い質感をしています。

暖かい季節になると、グレーピンクのような微妙な色合いをしたに小さい花を鈴なりに咲かせます。

挿し木で簡単に増やすこともできますが、挿し木株はヒゲ状の根しか出ず、塊根は形成しないので注意しましょう。

亜種として、葉の形状がやや異なる 'Euphorbia cylindrifolia ssp. tuberifera'(ユーフォルビア・ツベリフェラ)という種も存在します。


【科・属】

Euphorbiaceae Euphorbia
トウダイグサ科ユーフォルビア属

【原産地】

マダガスカル

【置き場所】

一年を通して日当たりと風通しの良い場所で管理します。
塊根から枝を伸ばすタイプのユーフォルビアは、日光が不足した場合や、風通しが悪い場合に枝が細長く徒長してしまうため注意が必要です。

ただし、あまりに日光が強い場所では枝や葉が焼けてしまう場合もあるので、その際は若干遮光します。その場合でも風通しは確保しましょう。

日当たりや通風があまり確保できない場合でも、扇風機などで風を送ると徒長はある程度防ぐことができます。

【水やり】

成長期は土が完全に乾いてから水やりをします。
キリンドリフォリアのような塊根から枝を伸ばすタイプのユーフォルビアは、水やりの頻度が多いと枝が徒長しやすいので、水はなるべく控えめの方が丈の詰まった良い株になります。水切れよりも与えすぎに注意しましょう。

気温が下がり始めたころから徐々に量と回数を減らし、晩秋から春までは断水気味に管理します。
ただしユーフォルビアは根張りが弱く、長期間にわたって完全に断水すると根の細根が枯れてしまい、細根の再生に時間がかかるようです。

休眠期の冬でも月に2-3回、土を軽く湿らす程度に水やりし、細根の枯死を予防すると良いかもしれません。その際は天気の良い午前中に行い、夜までにはほぼ乾いている程度にしましょう。
加温している温室では冬になっても休眠に入らない場合もありますので、その際は適度に水やりします。

【肥料】

塊根から枝を伸ばすタイプのユーフォルビアは、肥料を与えると枝が間延びしやすくなるため、控えめに与えます。

成長はゆっくりになりますが、なるべく時間をかけて育てたほうが締まった良い株になるので、肥料は控えめにしましょう。

成長期の夏に微量元素が不足しない程度に、ごく薄めた液肥を与えます。用土によく醗酵した有機質や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

ユーフォルビア・キリンドリフォリアは寒さに弱いため、冬は暖かいところで管理した方が安全です。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。