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Euphorbia ankarensis

ユーフォルビア・アンカレンシス

Euphorbia ankarensis ユーフォルビア・アンカレンシス

細かーい毛

Euphorbia ankarensis ユーフォルビア・アンカレンシス image_1 Euphorbia ankarensis ユーフォルビア・アンカレンシス image_2 Euphorbia ankarensis ユーフォルビア・アンカレンシス image_3
しい葉と花が特徴の柱状種、“ユーフォルビア・アンカレンシス”です。


マダガスカル - アンツィラナナ州のアンカラナ(Ankarana)とアナラメラナ(Analamerana)分断された地域に限られた母体集団が確認されています。
この地方独特の石灰岩が露出したツィンギ(Tsingy)と呼ばれる奇岩群の岩場などに自生しています。

種小名の 'ankarensis' は、正基準標本となった個体が採取されたアンカラナ(Ankarana)に由来しています。

円筒形から角柱状の幹を伸ばす柱状の中型ユーフォルビアです。
成熟した株になると高さ70cm近くまで伸びることもあるようです。

幹は白味がかった色をした明るいグレーをしており、表皮はややコルク質のような質感をしています。
基本的に単幹で成長しますが、大きく育つとまれに分岐することもあります。

幹の頂点からは卵形の大きな葉を広げます。
この葉の表面には細かい微毛が密に生えており、スエードのような、とても良い手触りが特徴です。
葉の色も落ち着いた深い緑色をしており、なんとも上品な印象を持っています。

春先に葉が生え始める前に、淡い緑に中心部がローズピンクの美しい花を頭頂部から鈴なりに咲かせます。
その様子は地味な花が多いユーフォルビアの中でもなかなか見ごたえのある美しさです。


【科・属】

Euphorbiaceae Euphorbia
トウダイグサ科ユーフォルビア属

【原産地】

マダガスカル - アンツィラナナ州 アンカラナ(Ankarana)、アナラメラナ(Analamerana)

【置き場所】

一年を通して日光のよくあたる明るく風通しの良い場所で管理します。
ただし、真夏の直射日光や強い西日などに長時間当たるとビロード状の葉が焼けてしまうことがあります。
葉の状態をみつつ、適度に遮光しましょう。

日光が不足するとヒョロヒョロと徒長し、軟弱な株になってしまいます。
日照や通風があまり確保できない場合でも、扇風機などで風を送ると徒長はある程度防ぐことができます。

【水やり】

成長期は土が完全に乾ききるまえに水やりをします。
旺盛に葉を出している時期は比較的水分を好みますが、水は控えめの方が徒長しにくくなりに締まった良い株になります。
水切れよりも与えすぎに注意しましょう。

気温が下がり始めたころから徐々に量と回数を減らし、晩秋から春までは断水気味に管理します。
ただしユーフォルビアは根張りが弱く、長期間にわたって完全に断水すると根の細根が枯れてしまい、細根の再生に時間がかかるようです。
休眠期の冬でも月に2-3回、土を軽く湿らす程度に水やりし、細根の枯死を予防すると良いかもしれません。
その際は天気の良い午前中に行い、夜までにはほぼ乾いている程度にしましょう。

【肥料】

肥料が多いと間延びしやすくなるため、控えめに与えます。
成長期の夏に微量元素が不足しない程度に、ごく薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

ユーフォルビア・アンカレンシスは寒さに弱いので冬は暖かい屋内で管理します。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。