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Tylecodon sinus-alexandra

群卵

Tylecodon sinus-alexandra 群卵

プチプチとした葉っぱ

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い葉が特徴の小型塊根種、“チレコドン・シヌス-アレキサンドラ”です。


南アフリカとナミビアの国境を流れるオレンジ川の南部地域、通称“小ナマクアランド”(Little Namaqualand) のアレキサンダー・ベイが原産の小型のチレコドン。
岩の割れ目や窪みなどにわずかに溜まった砂質の土壌に自生しています。

種小名の 'sinus-alexandra' は、“アレキサンダーベイの”という意味があり、自生地である 'Alexander Bay' から命名されました。

地面の中に埋まった塊根から、細い枝を伸ばす株姿が特徴の小型種です。
灰褐色から茶色をした枝は、シワだらけで一見すると枯れているような質感をしています。

そんな頼りない見た目をした枝の先端からは想像できないような、とても丸い多肉質な葉を展開します。
“郡卵”という和名どおり、小さな卵が無数にくっついているように見えますね。

個体によって葉の形状は若干異なり、やや細長いものや、勾玉のようにカーブしたような形の葉をした個体もいるようです。

現在は同属の 'Tylecodon schaeferianus' (チレコドン・スカエフェリアヌス)のシノニム(同種異名)として扱われています。


【科・属】

Crassulaceae Tylecodon
ベンケイソウ科チレコドン属

【原産地】

南アフリカ、ナミビア南部 - 小ナマクアランド - アレキサンダー・ベイ(Alexander Bay)

【置き場所】

成長期である秋から春にかけては、直射日光のよく当たる場所で管理します。
寒い季節は雪が常に降り積もっているような厳冬地を除いて、屋外でも管理可能ですが、その際は雨や雪が直接かからない場所で管理しましょう。
また冷たい風が常に当たる場所だと、いくら冬型とはいえ葉が枯れ込んだり落ちる場合がありますので注意しましょう。

暖かくなってくると葉が落ち始めるので、その頃から少し遮光をし、風通しの良い場所で管理します。
夏の蒸し暑さに弱いので休眠中もなるべく蒸らさず涼しく過ごさせます。

【水やり】

夏の終わり頃の涼しくなってきた頃に徐々に葉が芽吹きだしてきますので、その頃から少しづつ水やりを開始します。
その際もいきなりたくさん水をあげると腐りやすいので、少しづつ水やりします。
また、チレコドン・シヌス-アレキサンドラは水が多すぎると枝が長く徒長しやすくなるので、丈の詰まった株にするには水やりは控えめにします。

春から初夏にかけて葉が落ち始めたころから徐々に水を控え、夏は断水気味に管理します。
チレコドンの仲間は基本的に暑い季節は断水したほうが安全に夏越しすることができますが、根が枯死しない程度にごく少量の水をたまに水やりした方が良い場合もあります。
また、小さな株は保水力がないため、休眠中に干からびてしまうことがあります。

休眠に入ってから花を咲かせる場合もよくあるため、休眠中に水を与える際は、月に数回涼しい日の夕方に軽く水やりする程度にします。

【肥料】

成長期の初秋や春に数度、微量元素が不足しない程度に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

チレコドン・シヌス-アレキサンドラは涼しい季節に成長する植物のため、寒さには強いほうです。
夏の蒸し暑さに気をつけ、暑い季節は涼しい場所で管理しましょう。