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Tylecodon bayeri

チレコドン・バイエリ

Tylecodon bayeri チレコドン・バイエリ

超小型種、T.バイエリ

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小型種の珍種チレコドン、“チレコドン・バイエリ”です。


南アフリカ - 北ケープ州のクリップボク(Klipbok)近郊のみが原産です。
標高500-800mほどの、シルトや粘土の堆積岩で形成された脆い岩山の岩のくぼみなどに自生しています。

種小名の 'bayeri' は、この植物を発見した南アフリカの昆虫学者でもある多肉植物コレクター、マーティン・ブルース・バイエル氏(Martin Bruce Bayer)の名をとって命名されました。

成長しても高さ10cmほどの大きさにしかならない超小型のチレコドンです。

平べったい小さな塊根を形成し、そこから細い枝を伸ばします。
この塊根は岩の窪みなどに溜まった僅かな土壌に活着するためにこのような形状になったようです。

枝の先端からは多肉質の小さな葉を伸ばします。
葉の表面はうっすらと微毛に覆われており、なかなかの美しさ。

葉を落とし休眠に入る前になると、長い花茎を伸ばして黄緑色っぽい筒状の小さな花を咲かせます。
カサカサした枝から、まるで管楽器のような形状をした花が咲いた様子はなんとも不思議な印象です。
花は枯れた後もしばらく残り続けますので、そのままにしておいても面白いかもしれません。

株自体や葉も小さくて控えめな印象のチレコドンですが、虫めがねでじっくり眺めるような、超小型種ならではのミクロな楽しみ方ができます。


【科・属】

Crassulaceae Tylecodon
ベンケイソウ科チレコドン属

【原産地】

南アフリカ - 北ケープ州 クリップボク(Klipbok)

【置き場所】

成長期である秋から春にかけては、日光の当たる明るい場所で管理します。
基本的に日光を好みますが、小型種ゆえに照り返しの強い場所や極端に高温になる場所は避けた方が無難です。

暖かくなってくると葉が落ち始めるので、その頃から少し遮光をし風通しの良い場所で管理します。
チレコドン・バイエリは夏の蒸し暑さに弱いので休眠中はなるべく涼しく過ごさせます。

【水やり】

夏の終わり頃の涼しくなってきた頃に徐々に葉が芽吹きだしてきますので、その頃から少しづつ水やりを開始します。
その際もいきなりたくさん水をあげると腐りやすいので、少しづつ水やりします。
また、チレコドン・バイエリは水が多すぎると枝が長く徒長しやすくなるので、丈の詰まった株にするには水やりは控えめにします。

春から初夏にかけて葉が落ち始めたころから徐々に水を控え、夏は完全に断水します。
ただし、小さな株は保水力がないため、休眠中に干からびてしまうことがあります。
休眠中に水を与える際は、月に数回涼しい日の夕方に軽く水やりする程度にします。

【肥料】

成長期の初秋や春に数度、微量元素が不足しない程度に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

チレコドン・バイエリは涼しい季節に成長する植物のため、寒さには強いほうですが、冬季でも最低気温は5度を目安にしたほうが安全に越冬できます
夏の蒸し暑さに気をつけ、暑い季節は涼しい場所で管理しましょう。